脳の認知を変えてみると。

「痛気持ちいい」という言葉があるように、
「痛み」と「快感」は、
似ている部分があるのかもしれない。

実際に、一部の人は
「痛み」が「性的興奮」になるわけだし。

私は、腰やその周辺の痛みに関しては
「不快」と感じない。

たぶん、腰痛専門家として、
自分の「腰痛」を徹底的に観察した結果、
「腰痛」は観察対象になり、
「私の感覚」とは切り離されたから？

同じ「痛み」でも
「頭痛」は不快で不愉快だから不思議。

また、ズキズキするようなケガの痛みは、
拍動に伴う痛みを感じ、
その痛みに浸りきると、
一種の瞑想状態に入ることができる。
それはそれで気持ちがいい。

そういえば、
何年か前、良性発作性頭位めまい症で
1日中くらくらしていた時は、
これは快感で、
わたしはラリってる状態なのだ、
と自分に言い聞かせて乗り切った。

無料でラリれるのはお得だと
思うことにしていた。

今日、あることがあって、、
不安と恐怖心に襲われた。

ちょとまて。。

この恐怖心、何かに似ていないかな？

そういえば、ジェットコースターに乗って、
一番高いところから、さあ落ちるぞ、
って時の「怖い！！」って感じに似てる。

ほんの少しだけど似てるといえば似てる。

ジェットコースターは苦手な方だけど、
不安緊張が快感に変わる瞬間と
終わったという開放感は好き。

他にも、、そうだな。
悲劇のヒロインぽくなって、
「ああかわいそうな私」と思う時って、
うっとりするよね？

寂しい、切ない、って感情には、
一部、快感が混じるよね？

そうか。

すべては脳内での出来事。

不安も恐怖も、痛みも、
寂しさも切なさも、
感じ方を変えるだけでいいんだな～

こんな風に自分の認知を変えるというのは、
楽しい遊びだと思う。