ここ最近、精神科医 斎藤学先生の本にはまっています。

斎藤学先生は、主にACや依存症専門の精神科のドクター。

麻布にある「さいとうクリニック」では、
セラピー系だけではなく、
フラワーアレンジメントやピアノ講座などの
プログラムがあって、
その講師は患者さんがやっていることもあるそうです。

そういえば、私もそういう場をつくりたいと
思ってた時があったな~

ところで、『インナーマザー』




この中に、
サバイバー(つらい体験をした人)を卒業して、
スライバー(成長した人)になった人の
特徴が載っていたのでご紹介したいと思います。

1.一人でいられる、一人を楽しめる
2.寂しさに耐えられる
3.親のことで過剰にエネルギーを使わない
4.自分にやさしい
5.他人(世間)の期待に操られない
6.自分で選択し、決定する
7.自分の選択したことに責任を取れる
8.自分は世の中に受け入れられて当たり前という確信を抱いている

自分にやさしい、というのは、
幸福の条件であり、成長の条件でもあるのですね。

『インナーマザー』は、
たぶん心屋さんのバックボーンにもなっているのでは?
と思う内容でした。

「お母さんがかわいそう」
「罪悪感」
「親教」などの言葉が出てきます。

最後に、心に残った言葉

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親の仕事はとにかく子供を「無条件に愛すること」
子どもをよくしよう、できるようにしよう、きちんとしつけよう、
良い子にしよう、などと考えなくてよいのです
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子どもを○○にしよう、と思うのは支配です。
たとえ、それが子どものためであっても。

『インナーマザー
~あなたを責めつづける心の中の「お母さん」~』
斎藤学著 
おすすめの本です