親子の数だけ、様々な親子関係があり、
その関係が何よりのストレスになっている場合があります。

親との関係の話題は、あまり公の場でしないものなので、
自分だけなのかな?と思っている人もいるかもしれません。


私はいろいろあって、とても親子関係が悪かったのです。

それが心理学に興味を持つ、一番の理由でした。

いろんな成功哲学の本に、
「まず親に感謝せよ」と書いてあります。

これはその通りだと思います。

前回のブログに書いたように、
まず自分、そして家族。
近いところから大切にするのが鉄則です。

でも、どうしても感謝できない。
あの親じゃなければ
あんな不幸な子供時代を送らなくて済んだのに、、
という思いが消えない。

そう思ってしまう私は、人間として未熟でダメなんだ、
と長い間、思っていました。

でもね、、
大丈夫みたいです。

いつの間にか、そんな風に思わなくなっていました。

特に何か行動しなくても
時間の経過とともに、
自然に解決することってあるみたいですよ。

私は、
「人はただ生きているだけで何かしら成長している」
(努力しなくても、頑張らなくても)
と思っています。

日々の生活の中で、
何かしら考え、何かしら経験していますからね。

さて、今年のお正月、
数年ぶりに両親に会いに行きました。

今まで極力会わないようにしていましたが、
なんとなく、もう大丈夫のような気がして。

会ってみたら、まあ仲良くできました。

帰り際には、ハグまでしちゃってニコニコ

「産んでくれてありがとう~」
とまでは思わないけど、

母は、20歳でお見合い結婚で、姑と同居、家業の手伝い、
3人の子供、夫(私の父)は浮気、

あんな状況の中で、
ストレスのはけ口が子供に向かうしかなかったのも、
今では理解ができるし、

中間子でスネていた私がかわいくなかったのも、
よくわかる。

私がスネていたのも、子供だったからしかたない。

それでも、なんとか育ったのだから、
まあ、ありがとうね!という気持ちです。

自己受容と同じ。
完璧じゃないけど、
合格点でもないかもしれないけど、

まあいい。まあ、このくらいでOK。
と思えれば解決なんですね。

今すぐ、解決しなくちゃと思わなくて大丈夫!

会いたくないなら、会わなくて大丈夫!
嫌いなら嫌いで大丈夫!
感謝できないならそれで大丈夫!

ほっておいて解決することはあります。

それと、両親のことを大好きで尊敬している、
まわりにいる人と自分を比べることはないです。

たまたま、なんですから。

そういう人には理解してもらえないと思いますが、
理解してもらわなくて大丈夫ですから。

私が両親と仲良く笑いあう日が来るとは
思ってもいませんでした。

なんとかなるものなんですねニコニコ