私は年に数回、抱っこボランティアというのをやっています。

先日、そのイベントの最後に、
子供を預けたお母さんから預かったボランティアさんに
一言、話す場面がありました。

「泣いて迷惑かけてすみませんでした」
「いつもは大丈夫なのに人見知りが始まって、泣いてすみません」
「今日は機嫌が悪かったみたいで、ご迷惑をおかけしました」

まあ、一人が「すみません」と言ったので、
なんとなく横並びでこういう話の流れに
なったのだとは思いますが。。。

いつも、「迷惑をかけて申し訳ない」と思っているのだとすれば、
それは、育児、しんどいですよね?

公共の場や人の話を聞く場など、TPOによっては
私も「泣いてすみません~」と思ったことはありますショック!

だけど、抱っこボランティアというのは
泣く子をあやすためにやってる人ばかりなので、
ここは泣いていい場所なんだけどな。

無料の託児だから申し訳なく思ったのでしょうか?
これが有料のシッターさんなら、思わなくてすんだのかな?

お母さんのストレスももちろんですが、
子供への影響も気になります。

言葉を話せない赤ちゃんだからこそ、
お母さんの気配や雰囲気に敏感!

泣く、つまり感情を外に出すことや
自分の意思を伝えることを「悪いこと」と感じないかな?

いわゆる「抑圧」ですね。

陰性感情を抑圧すると、病気になったり、
病気にならなくても人生を楽しめません。
なんだか、よくわからないけど、
しんどい人生になってしまうのです。

また、「泣くことでお母さんに迷惑をかけている」と、
感じた赤ちゃんは、心屋さん風に言うと、
罪悪感を抱えてしまうこともあるのかな~と思ったり。

それと、他者信頼がないんだな、とも思います。

たとえば、公共の場で赤ちゃんが泣いたら
「チッ!迷惑だ」と思う人もいるし、
「まあ、お母さん大変ね~」と思う人もいるし、
特になんとも思わない人もいるわけです。

2:6:2で、「好かれる」「ふつう」「嫌われる」のと同じ。

まず、すべての人によく思われるのは無理!と知ること。
何をしてても、2割の人には嫌われる(迷惑がられる)。
それはしょうがないんだと、受け入れて、
嫌われる勇気を持ってみましょう!

でも、残りの8割の人は迷惑だなんて思っていませんよニコニコ
他者は、あなたが思うより優しいですラブラブ
信じてみようよラブラブ

他者信頼がないのは、自己受容できていないから。
結局、なんでも自己受容なんだな。

よく、育児を楽しもう!とかママもイキイキ!とか言いますよね。

でも、いつもまわりの目を気にして、気をつかって、
恐れを持ったまま、不安を持ったままの状態で、
心から楽しむなんてできるのかな~
と思ったのでした。

そうそう、私は子供が泣いたら
「泣いていいよ、好きなだけ泣いていいんだよ」
と声をかけていました。
自分に対しても「泣き言を言ってもいい」という
勇気づけになるのでやってみてくださいね!