皆さま、こんにちは。
うちのお兄ちゃんは、
25歳の自閉症青年です。
言語発達面に
困難を抱えていますが、
毎日、感情豊かに成長中です。
三歳違いの次男君は、大学4年生。
毎月利用している相談支援事業で、
具体的な個人情報なしに
他の方の例を話してくださる
相談支援員さん。
年金や福祉サービスの質問にも
色々答えてくださいます。
厚生労働省の発表資料の文章を
どう解釈して運用するかは、
各市町村の方針で
少しずつ変わってきます。
65歳問題についても
居住地の市の見解や
実際の運用事例についても
具体的に、数例話してくださいました。
「例えば障害福祉サービスの
重度訪問看護を利用して
一人暮らししている方は、
65歳になった時どうなるんですか?」
「原則、どのサービスも
介護保険優先で利用しますが、
介護保険にないサービスについては
そのまま障害福祉サービスで
運用されることもあります。
個別の事例によるので、一概には
言えないですが、法律も徐々に
変わってきてますしね。」
「前回の法改正で、少しは
運用しやすくなったといっても
お金の出所が、国か地方自治体かで
厳しさが色々なんでしょうかねぇ。。」
「うちの市は、行政と相談支援事業所との
連携がうまく行っているので、
情報共有しやすいんです。
必要なものは支給し、今使わないものは
支給を切っても、また必要になれば
支給ができるというように、
柔軟に運用できてると思います。」
などなど。。。
障害を抱えた子どもが生きていくために
親は、子供の色々なライフステージで
心配の種が付きませんね。
小学校入学前の、
学校を選ぶこと。
中学校、高校と、進学の節目で
学校を選択していく。
高等部卒業後の進路についても
就職のための準備であったり、
その後の福祉サービス利用や
介護保険への移行など。
銀行や、日常生活での金銭管理
年金申請や更新手続き
福祉サービスの毎年の更新手続き
医療との連携
成年後見制度の利用など
親亡き後の準備。
身近にいる一般のお母さん方は
「小学校に入ると、少しは手がはなれるわ~。」
という話を、よくおっしゃられます。
とはいえ、進学や就職等、その後も
心配は尽きないのは同じでしょうが
子供が自分で判断できる年になると、
(大学生くらい)
とりあえず手をはなしても大丈夫と思えるのは
次男君で経験済みです。
お兄ちゃんの場合は、
やはり親の支援、周りの支援が
必要なんですよね。
そんな時心強いのは、
継続的に相談できる
相談支援員さんです。
福祉サービス全般に詳しく
色々な事業所や、ガイドヘルプ事業所の
情報が集まってくるので、
今の心配事、
これから年を経るにつれ
変わっていく心配事への
対処や準備への心構えが
できやすいです。
皆様も家族だけで抱えずに、
信頼できる医療や
相談員さんを探してください。
我が子に長く関わってくださる方に
出会えるといいですね。