皆さま、こんにちは。
うちのお兄ちゃんは、
24歳の自閉症青年です。
言語発達面に
困難を抱えていますが、
毎日、感情豊かに成長中です。
卒業や、進級で
学齢期のこの時期は
いつもの日常が大きく変わる
節目の時期ですね。
新しい出会いや、お別れもあり、
変化の多い時期です。
3~4月は、これといった原因がなくても
なんとなく不安定な日が続き
部屋でフラッシュバックが多くなるようです。
作業所でも、急に思い出しパニックに
入っちゃうこともあるようで、
スタッフの皆さまには
気苦労をおかけしていると思います。
そんな中でも、
お兄ちゃんの体調を見ながら
声がけをしていただいています。
「変化の苦手な事。
この時期はコロナのニュースなど
不安な空気を感じていること。
春は、色々思い出すことも
多いのかもしれません。
お手数をおかけして申し訳ありません。」
と書いた連絡帳のお返事に、
「一番しんどい想いをしているのは
ご本人ですから、
気になさらないでください。」
と、優しい返事があり、
そういう風に見ていただけるのは
ありがたいなぁと思いました。
そして、
「この季節は苦手なんですね。
楽しい事を、どんどん増やし
つらい思い出消してあげたいです。」
と、親のような目線で本人に寄り添って
気遣ってくださる言葉が
本当にうれしかったです。
ありがとうございます。
帰ってきてからも、
不安定な気持ちを、
何とか自分で押さえている様子も
見ていてわかるので、
「しんどくてもいいんだよ。
しんどい時はお部屋へ行って
休憩しよう。」
と、軽~く声がけをして、
時々お部屋で発散してきてもらいます。
我慢し過ぎると、
大爆発になっちゃうからね。
「今日はしんどそうだから、
パソコン見るのやめたら?」
って言うと、
「パソコンお断りしないよ。」
と言って、いつもの帰宅後の
ピアノ練習に入りました。
落ち着いて、ゆっくり弾いていました。
数回練習して、
聴いている私も癒されました。
ピアノとか、
筋トレとか
「お母さん、テレビ番組クイズします~」
とか、色々と自分で考えて、
気分転換できる方法を
少しずつ増やしています。
たどたどしいながらも
熱心に練習していたので(親バカ炸裂)
途中から撮影させてもらいました。
あと最後の数小節だね。
頑張ろ~~
コブクロ 『蕾』 です。
うちは、冬の間
ダイニングテーブルの下に
こたつを押し込んで
足をあっためてます。
お父さんが、昔使っていた
キーボードで練習中です。