皆さま、こんにちは。
わが家のお兄ちゃんは、
22歳の自閉症青年です。
お兄ちゃんの抱える困難は、
主に言語発達面です。
なかなか言葉の意味理解が、難しいです。
前回の、文字を認識した話の続きです。
はじめは、文字には何か
意味があるらしいと
いうような感覚だったかもしれません。
それでも、お勉強的な教え方は
しませんでした。
楽しくないとね~~。
次に、お兄ちゃんが文字に興味を
持った姿を見たのは、
3~4歳くらいの頃かな~?
誕生日プレゼントを探しに行った
おもちゃ屋さんで、試しに遊んだ、
<アンパンマンのおしゃべりあいうえお教室>
これです。
楽しそうにボタンを押していました。
ボタンを押すと言葉が出るので、
意外とハマりました。
これはね、自分の声も
録音・再生できるのです。
アンパンマンのあ
カレーパンマンのか
ショクパンマンは
なぜか、し ではなく、小さい ょ
(ショクパンマンは、
新幹線に負けたのかな~。)
ボタンを押すとクイズもあります。
親にとってありがたいのは、
アンパンマンは、何回でも
飽きずに答えてくれることです。
エンドレスな遊びに
付き合ってくれるアンパンマン
(ありがとう~~)
アンパンマンにも
お世話になりました。
おかげで、小学校に上がるまでに、
<あいうえお>の読み書きは
覚えることができました。
でもね。。。あいうえおは
50個おぼえなきゃいけないでしょ。
それで。。。。
お兄ちゃんが最初に覚えたのは
<あいうえお>ではなく
ABCの歌を歌いながら
26個のアルファベットを
覚えたのでした。
アルファベットって
模様みたいだしね~~。
<あいうえお>もできないのに
ABC なんて。。。とは、思いません。
その時、その時
お兄ちゃんの興味のあるものを
一緒に遊んで
楽しい気持ちが、一番大事。
ABCを覚えると、
パソコンに興味を持った時、
ローマ字入力を
教えることができますよ~。
学ぶのに、順番なんて気にせずに、
何でも興味が向いた時、
それがチャンスです
(だってね、なかなか興味を広げることが
少ない子だからね~)
お兄ちゃんが5歳の頃作った
アイロンビーズです。
ばらばらに作ったのを集めて、
ハガキに印刷したものです。
E と Fは
くっついちゃってるけどね~。
今でも宝物です~。