晴れ

 

막공(千秋楽)ももちろん行きます。

 

あじさい라포엠 OST 콘서트 "여름밤의 라라랜드"(LA POEM OSTコンサート 夏の夜のララランド)

 

ちょっと諸事情で2週目は飛ばしたんですが、公演期間の最初と最後はマスト。

コンサートって普通2daysとかなのに、週末だけとは言え、ほぼ1か月に渡って開催してくれたなんてファンとしては有難い以外の言葉が見つかりません・・。

アーティストも体調管理大変だったと思います。現に、ミンソンさんは、2週目の時が体調あまりよくなかったそうです。でも公演がキャンセルになることもなく、無事に4人とも完走してくれてありがとうともおめでとうとも言いたい気分です。

 

というわけで、最終週総括レポです。

(一番言いたいことは末尾に笑。)

 

 

公演期間最後の土日。残すところ2回となったララコン。と思うと、最初のソンフンさんのピアノソロから涙がちょっと止まらなかったですね。寂しさはまったくなかったのですが、ララコンが終わってしまうと次はいつ会えるんだろうという先の見えなささのせいとでも言うんでしょうかね。コンサートが終わってもちょくちょく別のイベントはあるにしても、日本からそれらすべてに到底行けるわけはなく、これだけフライトが高値になってしまった今、やはり渡韓の決断が下るのは単独コンサートなわけです。しかし単独コンサートをそんな頻繁にできるわけもなく。とか考えてたら、ララコン終わるな~!!という思いが笑。終わりましたけどね。

 

 

ララコンでなぜか毎回言及されたこのポスター。撮影がよほど楽しかったんでしょうかね!

 

最終週もこの撮影裏話が繰り広げられたんですが、ギフンさんがこの週突然思い出したのは、何カットも撮った中からこの写真が選ばれた理由。本人としてはこの写真を選ばなかったらしいんですが、会社側が「(ギフンさんの)胸が大きく(立派に)撮影できた」という理由で選んだそうなんです。本人も「めっちゃ運動頑張ってやってる人みたいなふうに撮れてたんですよ!」と興奮しながら説明してくれたんですが、いざあがってきたポスターを見たらその大事な胸筋部分がトリミングされていたというオチ笑。残念でしたね

 

このポスターの元となった映画「ラ・ブーム」のOST「Reality」に関連して最近のチェフンさんのブームは、

「今日恋人と来た人?」

「夫婦で来た人?」

という質問(最近なぜか毎回この質問する)

客席の方々からは「一人〜!!」という声があがるんですが、日曜日は恋人と来られた方が手を挙げられたんです。そしたらチェフンさん、その恋人たちに向かって「🎵dreams are my reality〜」のメロディが出てくるたびに、彼氏さんは彼女さんにキスしてくださいね!という無茶振り笑笑。

私の席からは角度的にそのお二人が見えにくかったんですが、歌ってる最中に客席から悲鳴が上がってたことから想像するに一度ぐらいキスしてたのかもしれませんラブ

 

 

この「Reality」が終わってから、ララコン最大の大爆笑シーンがやってきます。

ララコン初日、ギフンさんが、自分が(女性用の)カツラを被ってみたところ自分のお姉さんにあまりにもそっくりだったという話をされたんです。客席からは当然「(その写真)見せて〜!!」という声があがります。そして最終公演の一週間前から、ギフンさんに対して会社側の策略(注:ギフンさんの主観)が始まります。

(カツラの写真を)公開しましょう。」と。

最終的に会社に「騙された」というギフンさんですが、その公開されたカツラ姿の写真に会場中

 

 

大w爆ww笑wwww

 

 

いや、可笑しいとかではなくて本当に現実にいそうな感じだった(現にギフンさん曰くお姉さんにそっくり)というのがこれまたみんなの笑いを誘ったもので、メンバーたちもその写真を見ながらぽかんと口を開けたままやったり、思わず「지은아~!!」(지은(ジウン)というのがギフンさんのお姉さんのお名前)と言ってしまったりするほど完璧な(?)変装だったのです。

 

 

そんな未公開だった写真をみんなで楽しんでからは、ペク・ジヨンさんの「잊지 말아요」(忘れないで)

ここで最終日のギフンさん、「ララコンが終わるのは寂しいけど、個人的にこの曲が終わったことはほっとしてます」

 

というのも、釜山出身のギフンさん、この「잊지 말아요」を釜山弁で発言して以来、そのことを何回も揶揄われてたんですね。拗ねた本人は「웃지 말아요(笑わないで)と自らネタにしたほどで、おそらくララコン全回を通して一番たくさん聴いた言葉がこの「잊지 말아요」と「웃지 말아요」だと思います笑。

自分の方言に「兄さんたち(他のメンバー3人のこと)笑ったじゃないですか!」「バンドメンバーも笑ったでしょう!」(バンドメンバー会話に参加したわけでもないのにすごいとばっちり←)とギフンさんが少々お怒りモードを見せるとすかさずソンフンさんが「それは誤解ですよ〜笑ったんじゃなくて、ギフンさんのおかげで歌う前にリラックスできたんですよ~」とさすがすぎるファインプレー!

 

ここはphantom singerシリーズということで、続いてTne RoseとNelle tue Mani。二週目までは先にNelleを歌っていたんですが、最終週はThe Roseを先に歌うというブチ変更。phantom singer3の決勝時、라포엠(LA POEM)としての1曲目であるNelleを聴いて私たちファンは優勝を確信したんですけれども(当然他の2チームのファンの方は自身が応援されているチームの優勝を同じように確信したと思います。)、審査員からはあまり高評価を得られなかったんです。とても難しい曲でありながら、それを4人の完璧なハーモニーで聴かせたにもかかわらず。正直この時は残念だとしか言えなかったんですが、その評価を得られなかった曲に対して、決勝から3年経った今、ファン全員が心からの拍手を惜しみなく送りました。

 

 

phantom singerシリーズのナンバーが終わるとここからはメンバーのソロ舞台となるんですが、チェフンさんがまさかのPadam Padamにナンバーチェンジ!

 

客席沸く。

私も沸く。

 

最初、音楽監督からソロ曲としてこのPadam Padamを推薦されたそうなんですが、チェフンさんが「しんどい」と言って拒否をした結果、一週目二週目はMi Caminoを歌うことになったそうです。しかし最後ぐらいは、ということで最終週はPadam Padamを披露してくれることとなり客席歓喜。

 

各自のソロ舞台が終わると、最終日はここでギフンさんが進行役を務めることになり、まずはソンフンさんからインタビュー。

「毎回少しずつ歌い方を変えてますよね?」という質問に

「練習でいろんなパターンを試してみて、その日の体調とかによって少しずつ変えるんですよ〜」というソンフンさん。

これは私もちょっと不思議に感じてたんですが、たとえばとある日は「C」の音程で歌った部分を翌日は二度ほど下げて「A」の音程で歌ったりなど、ちょいちょいそのような変化をつけられるんです。ご自身のコンディションや心の持ち方ととても正確に向き合っておられるシンガーですね。想像以上に繊細。

 

続いてミンソンさん。

「あなたはテナーですか!?バリトンですか!?」

「あなたは声楽家ですか!?ミュージカル俳優ですか!?」とギフンさんに言わせるほど、ミューナンバーをミュー俳優の如く歌い上げてくれるバリトン声楽家。チェフンさんからは、レミゼのジャヴェールとか似合いますよね、と言われていました。実はミンソンさん、初めて観たミュージカルが「笑う男」で、パクヒョシンさんが歌う「모두의 세상」に深く感銘を受けて、今回のソロ曲として選ばれたそうです。

 

最後はチェフンさん。

インタビューしながら何故かテンションが上がり続けたギフンさん、ここでチェフンさんが歌うPadam Padamの振付を再現するだけでは足りず、チェフンさんに正確な振付を教えてもらいそれをソンフンさんとミンソンさんにも「4人で一緒にやろうやろう!」って、いやそのテンションなんなんやwww

 

最終日はやはりやる側も見る側もテンションが少しおかしくなりますね?

 

 

さて、お待ちかねのメドレータイムです。

今回のララコンは、4人の衣装が日替わりだった上にこのメドレー中(It's Raining Men時)に4人が持たされるネタも日替わりだったので、客席に飽きが来ないばかりか、4人もどんなネタを持たされるのかメドレー開始後、持ってる鞄を開けるまで分からないという、4人からしたらドキドキヒヤヒヤもの笑。しかも歌いながらその初めて見たネタを駆使するわけですから、4人の歌唱レベル・瞬発力が試される場でもあります。

土曜日に4人が歌いながら鞄から出したのは、シャボン玉を吹き出す大きなおもちゃ。え、そのおもちゃが入った鞄持ってBad Case Of Loving Youの間ずっと走りながら歌ってたん??会社もなかなか酷なことさせるわ←

日曜日のネタは、4人の顔写真をちょっと細工した可愛いうちわでした。

(出典:라포엠公式 Naver Post)

 

本当に可愛いかったんですけど、ギフンさんはお気に召さなかったようで(?)、メンバーにも客席にも見せるのを嫌がるものだから、余計に客席から「見せて!!」コールw

本当に可愛くデザインされていたので、jammはああいうものをMDとして販売すればいいのに、jammのMDってどうもセンスがイマイチなんですよね

 

 

いつの間にか定番となったバランスゲーム(日本語で言うと二者択一ゲーム)ですが、土曜日のお題は「映画”アナベル”」から。(因みに私はこの映画の内容を詳しく知りませんが、会話の内容から察するにホラー映画のようなので知る気もありません・・)

 

①アナベルとともに1年生きる。

②アナベルとして1年生きる。

 

②を選ばれたミンソンさん、理由を聞かれると「なんでって、私、最近「悪霊」(というドラマ)見始めたんですよ」と説明を始めた途端、超がつくほど真面目なギフンさん「(実際に)悪霊見たんですか??????」

 

wwww

 

会場 大w爆w笑www

 

悪霊という題名のドラマである旨の説明を受けて初めてどういうことか分かったギフンさん、やってしまった感満載の表情にチェフンさんも「ほんまに悪霊見たと思ったん!?」と予想の斜め上をいった末っ子の言動にやっぱり大爆笑w

そんなチェフンさんは、ミンソンさんの家にお泊りした時に実際にはそこにいるはずのない女性の声を聴いたことがあるんだという夏の怪談話を披露。いや、もう怖いのでその辺でやめといて。。。(心の声)

 

日曜日のお題は、「もし魔法が使えたなら」というテーマから。

 

①ホグワーツに行く。

②そのまま暮らす。

 

ここで進行役を務めていたギフンさん、回答前に「(もう既に)魔法が使えるのになぜホグワーツに行く必要があるんですか?質問の意味が分からない。」とバッサリ。

しかしこのチームの兄たちはすごいんですよ。

チェフンさん「(ギフンは)もともといい声帯を持っていたでしょう」「声楽家になろうと考えたでしょう」「それで芸術高校に行ったでしょう」「大学に行ったでしょう」「そう考えてみたらどうですか」と。

完全に説得されてしまったギフンさんは結論①の回答を選んだんですが、まさかのチェフンさんが②を選び、ギフンさんは「僕をあれだけ説得させて僕は回答を(①に)変えたのに、兄さんがそのまま暮らすなんてどういうことですか!僕もそのまま暮らしたかったよ!!!」とお怒り笑い泣き

その怒りをなだめたのがハリーポッター大好きなソンフンさん。

「ホグワーツはいいよ。人が近づいたら階段が勝手に動くし。」

「お。」

「歌いたかったら合唱団にも入れるし。」

「おお。」

「ほうきに乗ったまま通えるし」

「おおお!いいね!行こう爆  笑

 

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本当に単純な純粋な29歳です。

 

実はこのお題が舞台上のカンペに表示された時、ギフンさんが隣にいたチェフンさんにちょっと耳打ちしてオフマイクで会話をされていたんです。後からチェフンさんがばらした話によると、「さっき、ギフンが(カンペを読んで)、ホグワーツって何?って聞いてきたんですよ」

 

え。

 

 

え?

 

ホグワーツ知らんの?????

 

普通に生活してたらいやでも一度ぐらいは耳にする単語かと思うんですが、どうやって生きてたらホグワーツを知らずにいられるのか教えてもらえませんか・・・。

 

 

最後の最後、アンコール2曲目は週替わりだったんですが、ここでやっと!

やっと来たんです!

The Phantom of the Operaが!!!!!!!!

 

 

 

韓国の著名な音楽番組の1つに「不朽の名曲」というものがあるんですが、この番組はシンガー同士の対戦形式を取っており、毎回優勝者が決められます。その番組で優勝したのがこの曲です。

カウンターテナーからバリトンまでそろっている라포엠(LA POEM)だからこそ見せられる男性4人によるThe Phantom of the Opera.

音圧がすごいです。

今回のララコンでなぜこの曲を歌わんのやろうとファンの間でも少し話に上がっていたんですが、最後の最後にとっておきのプレゼントをしてくれた形となりました。

 

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라포엠(LA POEM)の4人の歌声を聴くと、いつものことなんですが「この完璧なハーモニーがあれば他に何もいらない」って感じるぐらい全身全霊が満たされます。そう感じさせてくれるぐらいこの4人が生み出すハーモニーには魅力がある。なんならもう全曲アカペラでもいいと思うぐらい、オケ・バンドも最小限で大丈夫。

そんなハーモニーを存分に浴びることができた夏の夜のLA LA LAND

 

終わり!