
先にざっくりとした感想を書きましたが、ここからはキャスト別によるレポを。
랭보(ランボー)ヴェルレーヌ:김종구(キム・ジョング)
ドゥラエ:이용규(イ・ヨンギュ)
ランボー:손승원(ソン・スンウォン)
ヴェルレーヌ:김종구(キム・ジョング)
ドゥラエ:강은일(カン・ウニル)
今回のレポメインは①キャストですが、比較参考のために②及び③のキャストもあげておきます。
以下ネタバレ付きなのでご注意ください。
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まず、何をおいてもジョングさんヴェルレーヌが可愛い。可愛いんです。可愛すぎるんです。どうしよう。可愛いすぎて困ってしまう。スンランボーに振り回されておどおどするジョンヴェルレーヌがどうしようもないレベルで可愛い。
パリで初めて出会ったヴェルレーヌとランボー。ランボーから「・・ヴェルレーヌ氏?」と声をかけると、びっくりしたヴェルレーヌは「・・ランボー?」と目をまん丸にして返します。会えたことにテンションのあがったスンランボーは「会えて嬉しい!」とヴェルレーヌの手を握ってぶんぶん上下に降ります。この時点でもうスンランボーのテンションについていけないジョンヴェルレーヌ笑。握られた手を離すこともできず、スンランボーにぶんぶん振られるがままです。ランボーが自分の予想よりはるかに若いことに驚きを隠せないヴェルレーヌは「きみ、何歳?」と聞くとスンランボーは「17やけど?」(やけど?←)と言いながらキセルを蒸して、ジョンヴェルレーヌはさらに目がまん丸(笑)。スンランボーは「こんなに若くてかっこいい詩人は初めてみた?」とジョンヴェルレーヌをからかいます。スンランボーの自由さが初めから爆発です(ちょい、スンウォンくんおもろすぎるんやけど)。
意気投合した二人はいろんなところに出かけますが、どこに行ってもとにかくスンランボーのお行儀がめちゃくちゃ悪い笑。所構わず大声をあげたり、お酒を飲みながらテーブルの上に足をあげたり、その度にジョンヴェルレーヌは周りに「すいません、すいません」て謝りながらスンランボーを落ち着かせようとしますが、そんなヴェルレーヌの気持ちはまったく意に介さないスンランボー(まじおもろいんやけど)。
もう一度詩を書きたいというヴェルレーヌのために海へ旅に出る二人。
このシーン、二人のお互いを想う気持ちが最大限に表現されるところです。
解放感溢れる海に来て感情が高ぶったランボーは、思いつくまま砂浜に小枝で詩を書きなぐります。そしてその小枝をヴェルレーヌに渡し、詩を書くよう催促します。ヴェルレーヌは「いや、自分には書けないから」と拒否するのですが、容赦ないスンランボーは小枝でぺちぺちジョンヴェルレーヌを叩きます(ちょっとジョングさんに何してくれるん←)。観念したヴェルレーヌは短い詩を書きランボーに小枝を返すと、ランボーはまた詩の続きを書きます。そんなことを繰り返したあと、ヴェルレーヌの書いた詩を読んだランボーは、その詩を愛おしそうに撫でてキスをします(解説:砂浜に書いた詩に対してキスをします。つまり舞台上では床にキスをするとイメージすればOK)。そんなランボーの姿を見たヴェルレーヌもまた、ランボーの書いた詩にキスをします。お互いに接触はしないけれども、二人が相手へ愛情と尊敬の念を持っていることがとてもうまいこと表現されているシーンです。
そして余談ですが、このシーンですね、ジョングさんのキスがえらい時間長いんですよ。「まだ顔あげへんの?」て思ってしまうぐらいずっとキスしてるんです。そんな長いと私の方が照れてしまう・・(え。)。そして砂浜から顔をあげる直前「ちゅっ」て音立てるんです・・。「ちゅっ」て音するんですよ、「ちゅっ」て(しつこい)。
全私が萌えました。萌えない理由があります?(いやない)
話を戻します。
お互いの詩にキスをした二人は、顔を見合わせて笑い合います。自分の存在(詩)を認めてくれる相手と出会えた二人のめっちゃ幸せそうなこと・・。でもここの音楽がすごく切ないんです(09 알 수 없어라)。幸せなんだけれども、今にもその幸せが崩れ去ってしまいそうな切なさが溢れる音楽に、実は私このシーン初回から涙止まらずなんです。それなのに、ジョンヴェルレーヌの「ちゅっ」が頭をよぎるから、泣きながらにやけてしまうという何とも難しい精神状態に追い込まれます←
スンランボーは照れ隠しからか、ジョンヴェルレーヌの肩を突き飛ばします。結構本気で突き飛ばすスンランボーになされるがまま、身体を砂浜(床)に打ち付けるジョンヴェルレーヌがまた可愛い。もうジョンヴェルレーヌはどこを切り取っても可愛い。(けどスンウォンくん遠慮なさすぎな←)
パリの家に戻った二人の元に、ドゥラエが訪ねてきます。
ではここで、もう一人の登場人物であるドゥラエに注目します。
ドゥラエはランボーと子どもの頃からの親友であり、ランボーの詩をいろいろな作家に売り込んできました。誰からも反応がなくてもランボーの詩を信じ、ランボーに様々な作家の本を紹介します。冒頭でドゥラエがランボーに本を渡すシーン、ヨンギュドゥラエは「きみにプレゼントだよ。」と言いながら渡していたのですが、チョンフィくんウニルくんの二人はそのような台詞はありませんでした。
ドゥラエの位置付けというのは、個人的にとても難しく感じています。
ランボーの親友であることは間違いないのですが、ドゥラエがランボーに抱いている感情は一体どのような種のものであるのか、これは観る人、キャストによって相当差があるような気がします。ランボーがヴェルレーヌと楽しい生活を送っていることに嫉妬してランボーを連れ戻そうとしたと考えるならば、それは恋心に近いものかもしれないし、ドゥラエの耳に聞こえてくる世間の噂に耐えられなくなった故にランボーをヴェルレーヌの元から離そうとしたならば、それは友情の面が大きいような気がします。
私が観たキャストの関係性から見えたのは、
ヨンギュドゥラエ→スンランボー:後にも先にも友情のみ
チョンフィドゥラエ→ソホランボー:若干嫉妬が見え隠れする
ウニルドゥラエ→スンランボー:兄に対する憧れ
こういうケミはリピ沼の元なので本当にやめていただきたい(楽しいです。ありがとうございますw)。
ヴェルレーヌと離れ離れになり「(俺のことを理解してくれる)友だちはもういない。」とつぶやくランボーに、ドゥラエは「何言ってるんだよ、俺がここにいるじゃないか。」と言うのですが、この台詞、すごく切ないですよね・・。友情にしろ愛情にしろ、ドゥラエはランボーのことを心から大切に思っているのに、ランボーの心はヴェルレーヌに向いたきりなんです。ドゥラエは笑顔でこの台詞を言うのですが、心の中には滝のような涙が流れてる・・・。
そんなドゥラエの気持ちを知ってか知らずか、ランボーはヴェルレーヌの元へ戻ります。
戻ってきたスンランボーを見たジョンヴェルレーヌは、その現実が信じられないような感じですぐにスンランボーに近づくことができません。自分の目の前にランボーがいることを1秒1秒噛み締めながら少しずつ彼に近づき、やっとの思いでランボーを震えながら抱きしめます(ここのジョングさんの涙たまらんよ。)。「もう離れたくない」という気持ちが焦るばかりに、それからは直前の動きとは打って変わってとても早口に「僕たちもう一度やり直そう。きみが行きたいところどこでも行こう。ダブリンでもアムステルダムでも。」とまくし立てる勢いで話します。(一方、サン(ユンさん)ヴェルレーヌは、ランボーを見た瞬間すぐに立って抱き締めに行きます。)
しかしせっかく再会したにも関わらず二人はひょんなことから喧嘩してしまいます。
ランボーは基本的に感情により動く人間なので、頭に血がのぼると勢い任せにヴェルレーヌを攻め立てます。ここのランボーの感情の動き方は、スンウォンくんもソホくんも似たような感じでした。そんなランボーに対して泣きながら「ごめん!僕が悪かったからもうやめて!」って懇願するジョンヴェルレーヌが切なすぎて可哀想すぎて、あのジョングさんが小さく見えてしまいました・・。しかし喧嘩の勢いは止まらず、ヴェルレーヌはランボーの左手を銃で撃ってしまいます。
刑務所から出所したヴェルレーヌを迎えにきたのは、ランボーではなくドゥラエでした。ランボーは「自分はアフリカへ行くから、代わりにヴェルレーヌを迎えに行って欲しい。」とドゥラエに託したのです。
ここからは、過去と現在が交錯した状態で舞台が進行します。
(過去)アフリカで日に日に弱っていく身体と闘いながら詩を書き続けるランボー。
(現在)ようやくアフリカに着いたヴェルレーヌとドゥラエは、ランボーが最後に書き残した詩を探しアフリカの地を歩き回ります。そして見つけた1冊のノート。しかし読んでみると、それはランボーの「詩」ではなく「日記」でした。「ランボーが日記を書いていただと!?」「そんなはずはない!どこかに詩があるはずだ!」とドゥラエは必死にノートが見つかった周囲を探し回ります。
ここのドゥラエの必死さが、これまたキャスト3人3様なんです。一番必死だったのはウニルドゥラエ。何が何でもランボーの遺したものを見つけたい、自分が見つけて守らなければ、というような想いがありました。それは自分が尊敬する兄に対する礼儀のような想いもあるのかもしれません。
しかし結局詩は見つからず、日記そのものがランボーが最後に自分たちに伝えたかったことだとわかった二人は、そのノートとともに笑顔でアフリカの地を去ります。
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前回のざっくりレポで書いたように、主人公のあり方については考慮の余地がある作品です。しかしキャストによるケミの違いが本当に面白い(特に私は自分のご贔屓さんがたくさん出演されているので)。スンウォンくんが意外にも予想以上に弾けていて、ソホくんが優等生に見えてしまいました。ジョングさんはそんなスンウォンくんに翻弄されまくりでしたが、他の二人(サンユンさん、エノクさん)だとどのようになるのかめちゃくちゃ楽しみです。また、ウニルくんとスンウォンくんは最近R&Jで共演していたこともあってか息がぴったりでした。なので、きっとウニルくんソホくんも息合うんだろうなあと期待大です。
ランボーは11月13日にプレスコが予定されているみたいなので、その日以降動画が出れば頑張って字幕つけたいと思います!


