生きる力に繋がりますように☆ | ~風の紙芝居師~たけちゃん☆ のブログ

生きる力に繋がりますように☆

 

祖父母と父の書類、ようやく3つを提出できました。

 

亡くなった後の登録しかできないのだけれど、長崎原爆死没者追悼平和記念館では、

被爆者のことを遺族が登録し、

記された情報は、一般の方も閲覧できる仕組みがあります。

 

今回は、6人兄妹弟の中で、自分が代表して、

存命中の叔母さんたちや毋の口から直接聴いて、それを元に、

生年月日、当時の年齢・住所を記入し、写真を添付し、書類作成をしました。

 

記入紙の、被爆当時の状況を書く欄は、

私が直接本人から聴いていたことを含め、

知らなかったことを、叔母さんや母が聴いてあったことを頼りに聴き取りをして、記入しました。

 

記入の清書をしているとき、

 

「その後を、どう生きたのか。」

 

を遺せたらいいんだけどなぁ・・・ と強く想いました。

 

 

そして、今日、記念館へ提出する時に、受付の女性に、そのことをお伝えしました。

 

すると、すぐに担当者が来てくださって、

遺族の方が添付してある色んな情報は、

個人名等を特定できないような形になるけれど、

全て記録に遺すようにしています。

(永久的に)

とのことでした。

 

 

どのように生きたのか

どんな苦しみを背負って生き抜いてきたのか

 

そういうことを、書き遺しておくと、

いつか、子や孫や、その先の世代の子が見つけて読んだ時に

生きる力に繋がると想うのです。

 

 

それを伝えると、すごく共感してくださって、

担当者の方も、その想いを大切にされていることが伝わってきて

会話をしていて、目に涙が浮かんできて、とても温かい気持ちになりました。

 

長崎に帰省して、長崎の嫌いな面ばかり、気になっていたけれど、

こういうところを知って、長崎がまた好きになりました。

 

ありがとう。

 

青い空は、青いままで未来に伝えたい☆