9月14日(月)岩手県花巻市『風人の祭』 | ~風の紙芝居師~たけちゃん☆ のブログ

9月14日(月)岩手県花巻市『風人の祭』

たいせつな
みなさんへ

たけちゃん☆です。

もう一週間前になるけど
岩手県の花巻市での『風人の祭』の
お話しを書きますね☆

この祭の主催者の
藤根さん(しょうちゃん)と香里さんとは
4年ほど前からの
お付き合いになります。

二人は 自然農をやっていて
野菜とお米を栽培し
自給自足の暮らしをしています。

WWOOF(ウーフ) の登録しているので
いつでも 畑のお手伝いに行けますよ。

オイも去年
1週間くらいお世話になっているときに
まーちゃんバンドの東北ツアー中で
行こう行こう!
と香里さんと盛り上がって
洋野町まで3人で出かけたのです。

だから
洋野町でのエピソードが生まれたのは
じつは
この花巻にいたことが

でっかいキーポイントでした。


花巻の
しょうちゃん農園のしょうちゃんは
地元の農家の人たちの集まりで

今年は会長さんを任されているそうです。

今年は
内部でいろいろあった時期らしくて
しょうちゃんは

すごく落ち込んでいたそうです。

内心『風人の祭』をやめようかな・・・
って 思ってたんだって
それくらい
2・3ヶ月前は
苦しい時期があったそうです。

畑も忙しい時期だったし
いつの間にか
農作業以外での
夫婦での会話の時間が
少なくなっていたんだって

そして
しょうちゃんが
そんなにまで落ち込んでいることに
香里さんは気付けなくて

動き始めるのを待ってたんだけど
ちっとも動いてくれないしょうちゃんに
香里さんは

「まずは 会場を
 押さえに行こうよ。」

と 切り出したそうです。

そしたらね
しょうちゃんは

「ごめん・・・今は、祭のことから離れるよ」

って、

つらかったんだよって打ち明けたんだって

それで そのときね
そんなに辛かったのかぁって
はじめて香里さんも気付いてね

悪かったなぁって想ったんだって

だけど余計にね
まーちゃんのお祭りで
もう一度
元気になってもらいなって
想ったんだって

そして
女性チームだけで
お祭りの実行委員会を作って
いろいろ話し合いを重ねていって

お祭り直前に
しょうちゃんもそれを観ていて
だんだんと元気を取り戻してくれて
動き始めたんだって☆

香里さんはとにかく
今は しょうちゃんには
動くことが必要だってことを感じていて

何度も何度も引っぱり回したんだって


落ち込んでいたしょうちゃんを
何とか元気にしてあげたい

きっとまーちゃんの唄を聴けば
また元気になってくれるはず

そう想って
『風人の祭』ではたくさんの人に
元気になってもらいたい
という願いとともに
愛するしょうちゃんに
一番に聴かせてあげたかったんだって。

しょうちゃんも
まーちゃんの唄
だいすきだからね☆


どんなに落ち込んでも
どんなに沈んでいても
女の人は 男を
『愛』で支えてくれるんですね。

その人の本当の輝きを
知っているからこそ
自分らしく生きてほしいって
願う気持ちを感じたとき

それは絶対に
人を強くするもんね。


そして
そして!!

その香里さんの愛の力で
『風人の祭』in 花巻 が 開催されました。

この日前座で 歌ってくれたのは
『ナナイロ(七彩)』
岩手を中心に活動している
めっちゃ素敵な歌を歌っているバンド♪です。

彼女たちの想いと
まーちゃんの想いが
すごく似ているなぁって想って
香里さんたちが出演依頼をしたそうです。

最初は静かだった会場だけど
精いっぱいに

生きものたちの命の声を歌っている彼女たちを観ていると

オイも応援したくなって
後ろのほうで大きく手をあげて
手拍子しました。

ナナイロさんも
ホールで演奏するのははじめてと言っていたから
なんとか気持ちよくやれるように
後ろのほうから応援していました。
 
ナナイロらしさを全開させてくれて
会場は一気に盛り上がりました。

そのタスキを受け取って
『空色のカマキリ』の登場です☆

キラキラ輝きを放ちながら歌う

ナナイロのスタッフ5人と握手して
舞台に上がりました。

持ち手は

洋野町から来てくれた
みんながやってくれました。
よさこい てんつく連のみんなは
前日もやってくれたから
息はピッタリです。

紙芝居のあと
5分だけ精いっぱいにお話しして

そして

夢を語って
まーちゃんにバトンを渡しました☆


まーちゃんの
魂の唄が始まりました。


控え室の
ホワイトボードに書かれた
まーちゃんの字

「これから
 さらに
 奇跡が
 起こります!」

なんて
力強いメッセージなんだろう。

オイはそれを観て
魂が震えました。


花巻の人たちの盛り上がり
最幸だったよ。
本当に
すごかったー!!

オイの目から観ても
この日は
気持ちがめちゃめちゃこめられてるって
感じました☆

唄って
踊って

みんな
大満足♪

マジで
すごかったです☆

全体を通して
完成度の
高いお祭りでした☆


実はね
この日ね
花巻のオイのあんちゃん
秀治さんが来てくれたんだー☆

秀治さんはオイの3つ上
同じ長崎の壱岐島出身だよ。

その秀治さんが
打ち上げのときに
言ってくれた言葉が
本当に嬉しかったよ。

一年前
まだこの紙芝居を
はじめたばかりの頃
秀治さんも観てくれて

1年で大変身してるのを観て
驚いてくれて
本当の自分の弟のことのように
喜んでくれて

「たけじろう
 ホントすごかったばい
 まるで先住民の長老が
 お話ししてるかのように観えたばい!
 いやぁ
 ホント
 1年間
 がんばってきたんやなぁー
 勇気もらったばい
 本当に来てよかった
 ありがとう!」

って 言ってくれて
涙流しながら
ガッシリ握手してくれてね
本当に嬉しかったなぁー。

打ち上げのときも
めっちゃ
楽しくて盛り上がりました。

しょうちゃんも
めっちゃ
笑顔でした。

みんなも
笑顔の花が咲いてました。

しょうちゃん農園の
美味しい野菜も
いっぱい
食べて
めっちゃ
HAPPYでした☆

この日出逢った
すべての
人たち
すべての
ものごとに
感謝します。


ほんとうに
いつも
みなさん
ありがとうね。

もっと
書きたいもこと
いっぱいあります。

書きおろしもして
泣いてくれた人
笑顔が大きくなってくれた人

書いてよかったよかった☆


与えることとは

本当は
自分が一番
与えてもらっているということ。


それでは
おやすみなさい。