こんにちは、空色です。
いつもありがとうございます
初めましての方もありがとうございます
ロックダウン続きで、そろそろネタが尽きてきた今日この頃。
この機会に子供たちの学校について、今の私が分かる範囲で書き残しておこう。
2020年9月
ドイツの現地小学校に入学編入。
(Grundschule)
ドイツの小学校は4年間。
(州によって異なる)
5年生からは中等教育になる。
(中等教育は5年間)
息子の入学に合わせて渡独したから1年生。
娘は本当は3年生だけど、2年生に下げて編入。
大抵は4年生で進学を決めるらしい。
(途中変更も可、実技方面から進学は学力次第では厳しい)
娘にはあまり期間がないから、2年生に下げてゆっくり考えるのもアリかなと校長先生と相談した。
3人のお子さんを育てている夫職場オーナーさんが言うには、ドイツ人は日本のような早期教育は好まないそう。
両親が幼稚園や学校と子供の様子を見ながら相談して、入学を早めたり遅らせたり、飛び級もあれば、留年もある。
(遅らせることはよくあるが、早めることはあまりないらしい)
追記
コメントを頂いて検索してみたらありました~
Nachhilfe!
家庭教師か…人を家に入れるのが苦手なのでちと悩む…
オンラインはパソコン壊れて使えないし…
コロナが収まるまで少し考えます。
それまではお友達にお願いしてドイツ語レッスンしてもらいます。
教えて頂いてありがとうございました!
市が運営する語学学校主催の『○○やってみよう!』みたいな体験教室やイベントはあるみたいだけど、現在はやっていない。
習い事というより異文化交流の場だと思う。
あとは夏休みや秋休みなどの長期休暇の時に、1年未満の移住民の子供たち向けに無料の語学学校入学が許可される。
うちの子供たちも秋休みにドイツ語クラスに通った。
習い事といえば、男の子はサッカーや柔道率が高い。
(ドイツでは柔道が結構行われているっぽい?)
女の子は少し大きくなると乗馬をやる子もいる。
(キッズやティーン向けテレビ番組やグッズでも馬系多い)
あくまでも、この地域の子供たちの話
(都会の子は知らない)
義務教育後は高校や大学、大学院に進学するか、又は実技学校や職業訓練校に行って就職する。
その他にもいろいろ教育機関はあるらしいけど、まだよく分からない。
上記は分かる範囲で日本の教育制度に当てはめてみた。
小学校から大学まで国立ならば、授業料は基本無料。
こちらも指摘頂いたので追記
州によるみたいです。
私の知り合いのお子さんは授業料無料って言ってました。
もちろんその他費用はかかりますよ!
就業せずに学習を続けるならば、25歳まで子ども手当が受け取れる。
(現在の日本円換算で1人月27000円ぐらい。ありがてぇー)
ここからが本題
ドイツの小学校は基本午前中のみ。
息子1年生は8時~12時
娘2年生は8時~12時(月~木) ~13時(金のみ)
学年が上がると時間も延長されるらしい。
日本と異なるのは昼の給食時間がなく、朝食の時間はある。
(朝ごはんは持参)
うちの子供たちは朝ごはんを食べてから学校に行って、朝食の時間にまた朝ごはんを食べている。
(食べない子もいるし、お菓子や果物を食べている子もいる)
うちの子はよく食べるなーと…
せっかく卒園してお弁当から開放されると思ったのに、毎日朝食を持って行くて…
毎朝お弁当を作るのは面倒臭いから、毎日パンと全粒粉のクッキーとミニトマト🍅
学童がある日はチョコやハリボーを持っていくこともある。
(学童についても書くからね)
座学
課題が終われば、ビデオ学習にしたり、工作したりと日本の座学よりも楽しそう。
娘のお友達のママいわく『子供に学校は楽しい場所と思わせるため』だそう。
(中等学校の先生)
学校が嫌いになってしまわないように楽しいことをたくさんやってくれる。
誕生日には本人がおもてなしする習慣があるので、カップケーキやちょっとしたお菓子をクラス全員にプレゼントする。
みんなも歌を歌ってくれたり、先生がミニギフトをくれたり、個人的にプレゼントをくれる子もいる。
(プレゼントは持ってきてもOKらしい)
一番嬉しかったのは、授業中だけど課題が終わった娘が暇潰しに漢字の練習をしていたら、先生が褒めてくれたこと。
それだけでなく、課題が終わった子に漢字を教えてあげて欲しいと言ったそう。
知らない文化を教え合うための機会を逃さないようにしてくれる。
日本では例え課題が終わっていても関係ないことをしていたら、親に連絡してくるぐらい怒られるのにね。
ドイツ語(国語)の授業中にも、ドイツ語圏以外の子供たちも何名かいるので、それぞれの言語を使ったりして、子供たちの好奇心をくすぐっている。
教科書は基本購入らしいが、収入によって教科書貸出申請が出来る。
2週間前に来年度分の申請用紙が来たので、ダメ元で申請したら昨日許可の連絡が来た。
(やったー!)
ちなみに、ドリルやワークブックなど書込み物は購入。
(借りた教科書は汚したら弁償)
体育
時間割では週2回だけど、中休みのような時間がたっぷりあって、先生が引率して校庭や近くの公園で体を動かして遊んでいるらしい。
(雨の日でも容赦なく外で遊ぶ)
息子が体育時間に木登りをしていて落ちて怪我
あの時は発狂しそうになった
体育の先生も『大丈夫?!』ってなったらしいけど、
本人はこんなになってるとは思わず、『うん!大丈夫』言うもんだから、そのまま帰したらしい。
(ちょうど帰る時間)
急いで家に帰って夫店に行き、オーナーさんに『これどうしたらいい?!病院?!』と焦る私。
(テイクアウトのみ営業なので、受取時以外はノーお客さん)
傷は浅かったから消毒して1週間ガーゼ貼ってたら、治った。
(まだ薄く傷痕あるけど、そのうち消えると思う)
子供の回復力は凄いよね
次の日に担任の先生にどうしたの?大丈夫?って聞かれたけど、スポーツクラスでやっちゃったぐらいの軽い対応でスルーした息子。
もしもの時は保険を適用しないといけないから、先生も心配するよね。
そんなこともありつつ、学校生活が楽しい子供たち。
閉じ込められた状態の冬休みがつまらなかったようで、学校に行ける今が楽しくてたまらないらしい
(現在は出席免除中なので、課題をやるために通学組に参加)
長くなったので、学童については次の機会に
追記
『今の私が経験したり、聞いたりした範囲』のことなので、地域がめちゃめちゃ限定されているのでご注意を。
Tschüss!