最近 副業先での話題は再婚についてです。


今いる1号も3号もバツイチで、

時々お手伝いしてもらう失声症のサトミさんも

バツイチ、そして私自身もバツイチ。


そもそも母子家庭支援として始めた仕事なので

バツイチばかりなんですが、

サトミさんは失声症の原因が婚活だったのに

今でも再婚したい気持ちは微妙にあると言う。


3号は旦那さんの度重なる浮気で離婚しているので

男の人自体をもう信用出来ないから

男性と関わる事すら嫌だと言う。


1号は結婚に興味がなくなったと言う。


私は絶対 再婚しないと決めていた訳では

ないけれど、こんな年になってしまうと

恋愛自体が面倒臭くて、

寂しさより煩わしさが勝るし、

もう余計なストレスを抱えたくないっていうか、

ひとりの生活が楽になってしまった。




これだけ離婚が増えた世の中で、

再婚も溢れてる訳だけど、

連れ子の虐待のニュースは減らないし、

それでも なぜ再婚という道を選ぶのか…。


永遠のテーマよ。


経済的不安、幸せになりたい、自分は大丈夫ets…


理由は人それぞれだろうけど…

子供が虐待されるリスクと天秤にかけても

進みたい道なのかって思うけど、

まず交際相手をそこまで疑う事はないし、

そこまで疑うなら付き合ってないんだよね…。


子供を守るために相手を見極める力が

弱くなってることにすら気付けないほど

恋愛や再婚って そんなに魅力的なこと?



私はもう そこには何の魅力も感じない。


この年になると老後の不安や寂しさは常にあるけど、

この年まで子供と自由に暮らしていた生活を

変えるのは簡単じゃない。


子供との時間を使わなきゃ恋愛も

結婚生活も上手くはいかないだろうし、

子供と過ごす以上にその時間が素晴らしいものと

私は考える事が出来ない。

別に子離れ出来ていないとかではなくて、

我が子を超える存在って無いってこと。

子供の父親、俗に言う旦那さんだって

子供以上の存在ではない気がする。

(居ない私が言うことではないけど 笑)


今は男性も家事に協力的な時代になったけど、

果たして同年代男性は どうなんだろう?


これ以上 世話する者が増える、しかも他人なんて、

私は精神的にも時間的にも耐えられる気がしない。




サトミさんは「ひとりは やっぱり寂しいよ」

というけれど、仕事して帰ってきて犬の散歩

夕食支度や後片付け、お風呂入って…なんてしてると

もう あっという間に0時だし、

朝も早くからお弁当だとか犬の散歩だとか

そんな事しているうちに出勤

このルーティンに洗濯や掃除や買い物が

加わると、寂しいとか思う時間もない。


私の場合、本業が休みの日は副業もしてるし。




恋愛出来る人って、心も時間も余裕が

あるんじゃないかと私は思う。




私は将来 娘の負担を少しでも減らしたい、

ずっと それだけを考えている。

全く負担をかけないのは無理だけど、

働けなくなるその日まで、

1円でも多く貯めなきゃって…。

そのプレッシャーがすごくて、

寂しいと思う暇すらない感じ。

デートする暇があるなら、1円でも多く働いて、

いつか働けなくなる時に備えて、

娘が負担するであろう額を1円でも減らしたいと思う。






人はひとりじゃ生きていけないとか言うけど

私は休日に遊ぶような友達もいないし、

ひとりみたいなもんだけど

なんとかこの年まで生きてきた。


寂しさを感じる日がゼロかといえば、

そんな訳はないし、一生ひとりで

生きていくんだなんて覚悟があった訳でもない。


気付いたら ひとりだった。


「ひとりでは生きていけない」

そんな事を言ってる場合じゃなかったし、

周りの友達が結婚するより ずっと前に出産した私は、

ひとりで子育てもしなきゃいけなかったし、

友達と遊ぶ暇もなかった。


友達が結婚して、専業主婦が溢れて、

遊びましょうなんて言われても、

子供を養っていかなきゃいけなかった私は、

仕事やバイトで それどころではなかった。


遊べない事は苦痛ではなかった。


独身時代、遊び尽くした感はあったし。


結果的に ひとり。。。




離婚しても両親が子育てを協力してくれたり、

養育費や両親からの金銭的援助があれば別だろうけど、

何もなければ ひとりでやるしかないし、

自分の時間だとか、友達だとか、

そんな事より子供との生活をなんとか

やっていかなきゃいけないとなれば

やるしかないんだよね…。






人はいったい何歳くらいまで

結婚なんて考えるんだろう?


死ぬまで誰かと一緒になって幸せになりたいって

思うものなんだろうか…