私の生きている価値は父親によって決められていた。
有名大学を卒業して、有名企業に入る。
それが幸せで、それを達成した人間のみが生きている価値があると。
私は大学を2つ中退している。
一つ目はカナダの大学で、あまりにも学問が難しすぎて勉強しすぎて頭がくるってきた。
そうなると、うつ病を発症し、中退するしかなかった。
中退する、高卒になる、となったら両親は手のひらを返したように冷たくなった。
親は日本で大学を探して卒業しろと言った。
私は唯一英語で授業をして私が入れそうな上智大学を選んだ。
うつ病がひどく勉強どころではないのに、上智大学を受かってしまった。
もちろんここでの学問も長くは続かず中退した。
そしたら、自分はもう生きている価値がないと思った。
高卒でアルバイトなんてゴキブリ以下だと親から洗脳されていた。
私は自分がいなくなった方がいいと思い、飛び降りた。
飛び降りは失敗し、一生歩けなくなったが、
週3でB型事業所の事務員のアルバイトやっている今の方が
歩けてた時よりずっと幸せだ。
親の価値観にもう振り回されない。
私は私だ。