日、月曜日は、ものすごく濃い時間でした。
日曜日は、前の職場で出逢った方の前夜式(キリスト教の告別式)でした。
亡くなられた方は、私と同じ年の、偉大なるアウトサイダーアーティスト、誠くん。
アウトサイダー・アート(英: outsider art)とは、特に芸術の伝統的な訓練を受けておらず、名声を目指すでもなく、既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現した作品のことをいう。アウトサイダー・アートを作る芸術家をアウトサイダー・アーティストという。
知的障害を持っていますが、作業センターの事務長が彼の才能を見つけて、育てて、花咲かせて、海外まで誠くんの作品が広がっていきました。
誠くんの手から産まれたフェルトの人形たちは、そこに魂が宿っているかのように、ユーモラスを持って生きています。
私、誠くんの人形たちが大好き。
私は、2、3年ぐらい、介助員として、かれらと共に過ごしていましたが、本当に障害を持っていても、愛すべき人たちで、一緒に過ごす時間がとても楽しかった。
別れは突然やってくる。
これからもっともっと花が大きく広がっていく途中、ある突然。
誠くんとケンカしたり笑いあったりした記憶が浮かびあがってきた。
誠くんが産みだし、残していったモノが大きい。
私、短い時間だったけど、誠くんに出逢えてよかった。
誠くんと一緒の時間を過ごせてよかった。
これが私の宝物になってます。
障害を持っていても
知的障害を持っていても
才能があれば
才能を見出してくれば
その人の魂が、光り輝けることを。
ありがとうございました。