私には二人の子供がいる。
緑内障は遺伝性の病気でもあるので、いつか子供たちにも伝えないといけない。
ちなみに、主人は結婚する前に、色覚異常だと伝えてくれた。
その時に、「私は強度近視です」と伝えていれば、緑内障の今の状態も言えていたのかなって思う。
もともと、私は心配をかけたくないという思いが強く、なにか大きなことが起こっても、親には言えない子供でした。
実際、かなり怖い体験を二度ほどした。
今、思い出しても、生きているのが不思議なくらいの怖い体験。
心配をかけたくないというか、心配されるのが苦手っていうほうが正しいのかもしれない。
また弱い部分をみせたくないってのがもっと正しいのかもしれない。
だから、私の周りの人たちは、私はすごく健康体で何も悩みがないと思ってる。
仲良しの友達が以前、「リウマチになっちゃった」と言ってきた。
彼女は、職場のみんなにそのことを伝えてた。
こんなふうに、私も自分の弱い部分をみんなにさらけ出せたらって、友達を心配しつつ、そんな気持ちになったのを思い出す。
このような性格はたぶん母譲り。
実は今月初めに母が他界しました。
病名は「急性動脈閉鎖症」
「かなりの痛みが続いてたと思う」って先生に言われましたが、一緒に住んでいた父でさえ、気付いてあげられなかった。
心配をかけまいと自分の症状を言わず、いつも笑顔で迎えてくれた母。
手術で右足を切断し、その三日後、眠るように息を引き取りました。
「痛みがあること、言えばよかったね。後悔してる。」と私に告げた母。
その言葉が母からの遺言だとすれば…
今の私の状況を早く家族に伝えなさいと言ってくれてるようで…。
弱い部分をさらけだす自分…今から、私、変わることできるかな?
変わらなきゃいけない!
変わるんだ!わたし!