硬くもなく初級者から中上級者まで幅広い層に使いやすいでお馴染みのラバー

ラウンデル


テナジーのスプリングスポンジを使用しつつ、テナジーよりも安い値段で硬度も柔らかくして、幅広い層に合う


ロゼナ



ロゼナはスプリングスポンジを使用していることもあってか、テナジーの中でも80に似ているという話しを時々聞くのですが、実際打ってみて個人的にはラウンデルのほうが近いかなと感じました。


ラウンデル&ロゼナ共に打球感は柔らかく、テナジーほど掴みませんが、軽い力でスピードがでやすいです。
勿論、回転もかかりますが、例えばドライブではテナジーのような

【自分の力 + テナジーの勝手に食い込んでひっかかることによる回転=ドライブ】


というよりも、ラウンデル&ロゼナは

【自分の力+「かける意識」を持って打つ=ドライブ】


というような感覚です。(個人的にですけどね(^_^;))




シートの違いが大きいのですかね……



ラウンデルの打球感は、柔らかく球持ちはありますが、シートの引っ掛かりが最近のスピン系と比較すると特別良い方ではありません。
程々に持って、程々に引っ掛かる感じです。逆に言うと、引っ掛かりが特別強くない分、相手の回転の影響も受けづらいので、その分思いきって振っていきやすいです。
シートが硬めの引っ掛かり重視のラバー……例えばラクザxソフトだと、相手のサーブに対して返すとき、角度とスイングスピードが間違ったり遅いとシートの影響力が大きいためあらぬ方向へいってしまうので、上書きするためにシートで目一杯擦って返すことを意識するのですが……
ラウンデルだと、大体のサーブを台上ドライブやチキータで打ってもシビアでないので入りやすいですね。
一瞬持つけど、シートで持つというよりラバー全体でほんの一瞬包んで素早く離すという感じです。





……何言ってるかさっぱりですね(笑)





まあ、つまりレシーブしやすいってことですねw
その分、引っ掛かりの良いラバーと比べたら回転量は落ちます。なので、回転量で攻めるよりも、回転の影響に鈍感な点を生かして先手先手でスピーディーに攻めていくほうが使いやすいかと思います。
スピン系というよりもスピード系のラバーですね。重量も最近のスピン系と比較すると軽いです。
変に持ちすぎないので、自分が打った中では、7枚合板やインナー系アウター系のバックに合わせるとバランス良いです。




一方、ロゼナは……


ラウンデルと比べると少し持ちますね。そして思ったより弾みます。ラウンデルよりも弾むので、軽打でも速いボールがでます。スプリング効果ですかね、打球感もラウンデルよりもボヨンボヨン感が強く、シートで引っ掻けるのもいけますが、食い込まして振り抜くほうがコントロールしやすいです。

しかし、結構弾みますね。
加えて、シートスポンジ合わせて全体的に柔らかいので、何回も申し訳ないのですが、ボヨンボヨン感があるので、台上のコントロールが少し難しい印象でした。これだったら、テナジーのほうが程々な硬度のシートで引っ掛かりのおかげで、ボヨン感がないのでやりやすかったかなー。
「テナジーの廉価版だー!」と思ってロゼナを使うよりも、「ラウンデル」を弾ませてボヨン感強くしたバージョンと思って使ったほうがしっくりくるんじゃないかなー。

こちらは、アウター系インナー系が個人的には合ったかな。木材だと、やっぱりあのボヨンボヨンな感じが、色濃く出て個人的には難しかったかな……。威力はラウンデルよりもかなり出ましたけどね!
あと、重量ですが、柔らかいので軽いかと思いきや意外と重いです。



どちらも幅広い層に好まれそうなラバーで、ラケットにより大きく打球感も変わるので、私ももっと色々なラケットに試してみようかなー。