今日は夫と 三重大 教育学部 教授の藤田達生先生の「本能寺の変 新資料でなにがわかったのか」という講座に行ってきました。
先生は全く記憶に無いだろうけど、前の仕事で 先生はお客様だったのだ。
忙しい仕事で あんまり先生方の研究に興味を持たなかったのだけれど、もっと興味を持って お話を聞いていれば 仕事ももっともっと楽しかっただろうと悔やまれました。
加齢と共に 日本の歴史が好きになってきた私たち
第一線の研究者のお話を聞くのがとても楽しみでした。
間も無く学会でも発表されるという新資料からの考察という貴重なお話でした。
学校の教科書や一般的な諸説は、一面から見ている話が多く、なんでも本当の話は多層的な理由から起こっているそうです。
一般の人はどこから見ていけばいいのか と途方にくれる話ですが、色んな説を知った上で、自分で考察する ということも大切なんだなぁと思いました。
史料を読むと 本能寺の変の黒幕は…だったのか〜とある程度のことは なんとなくわかる すごい史料でしたよ。
そしてあの頃は政治のシステムが大きく動く時代で、明智光秀がクーデターも必然で、クーデター後 滅びたのも必然だったのかもしれません。
また藤田先生が発表されると思うので、楽しみにしてください。
講談社現代新書から藤田先生の本能寺の変の新書が出ているようなので 読んでみようと思います。
しかし、幼児の頃住んでいた福山にそんなものがあったなんて〜！
行きたくなった。
そして前日に同じ頃の話がテーマの歴史番組を嬉々として見てた私が気恥ずかしい！
私たちが好きな一般的な諸説は「こうあって欲しい」という希望だったり、勝者側からの都合が良い話なんだな〜って思いましたよ。
