先日の休みの日に道中2冊の本を読みました
- Kitano par Kitano: 北野武による「たけし」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/北野 武
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- 進化する強さ (一般書)/クルム伊達公子
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ビートたけしは昔から好きだけど 最近 優しい人だな~ と思ったり、博識ぶりに感心したりしていたので 文庫を本屋さんで手に取って 面白そうだったので購入
みなさんご存知の通り 彼はヨーロッパでは映画監督の北野武としてすごく有名です
その彼にフランス人ジャーナリストがインタビューしたものです
生い立ちから 映画 タケシ軍団のことまで赤裸々に語っています
私は彼の政治的な思想は一般的に言われる「右」だと思っていましたが 彼は何ものにも属さないし 影響されず 自分で考える人でした
とてもリベラル
知られていないけど 貧しい国へ様々な援助をされています
なかでも興味深かったのは 彼は悲しい事も嬉しい事も自分にとっては同じ
泳いでいる金魚を観察しているのと同じ と言っていた事
つまり全ての出来事を客観的に観察して楽しんでいるのですね
悲しい事、つらい事=ネガティブ とジャッジせずにひとつの経験として楽しむ
全てにおいてすごく客観的なんです
そしてやはり優しい
本を読んだら彼の監督作品を見たくなったけど 私 残虐シーンはほとんど目をつぶるので見るところが無いかも
暴力シーンが無い作品も僅かにあるのでそれを見てみようかな
伊達公子さんの本もとっても面白かったです
11年のブランクを経て復活
それがとてもプラスに働いているようです
今この瞬間に全力をかけている彼女の姿勢は見習いたいものです