占い師の上野山順子です。
年の瀬も押し迫り2021年もあと数日。
今年は実家や夫の実に挨拶に行かれたり、遠くなら泊まりに行かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
以前セッションを受けてくださったお客様が、夫の実家に正月に帰省するのがどうしても辛いとお話しをされていました。
お客様は結婚後、お正月は遠方の旦那さんの実家に泊まるのことが恒例になっていて、受け入れられていたそうです。
しかし年々、年末が近づくと体調が悪くなり気持ちが落ち込みどうしても辛い気持ちになる。
自分がワガママなのではないかと思い頑張るの繰り返し。
こんな状態が続いて頂たそうです。
そんな中、今年はたまたまお子さんの予定と重なり初めて旦那さんに、
「私は子供と留守番をするから、あなただけ実家に帰ってきて」と伝えると旦那さんは驚かれ、少し不機嫌になられたそうなんです。
その様子からお客様は「私の実家には泊まってくれたこともないのに、なんで自分の実家にこだわるんだろう」と、悲しくなったそうなんです。
結局その話はうやむやになり、またこれ以上、波風を立てたくなく、穏便に済ませようと今年も夫の実家に行く事を決めていたお客様。
こちらのお客様はタロット占いでアドバイスのカード。
《OSHO禅タロットカード・親しさ》
２本の木が独立して立っていて、根っこと葉っぱの部分は繋がり重なり合い、綺麗なグラデーションになっている。
パートナーとお互いが自立し成長し合うことでより関係が深まる、というのがメッセージです。
お客様が悲しいと思った事を伝えず、自分させ我慢すればいいという考え方は、自分が夫より未熟だから従うべきだと考えているのかもしれません。
そこでもう少し、なぜ正月に旦那さんの実家に泊まりに行きたくないのか？の話してもらいました。
「せっかくの旦那さんもゆっくりできる休みの期間、家族でテレビを見て笑ったり、神社に参拝したり楽しみたい」
「新年のお祝いを自分たち家族でゆっくり過ごし、一年をスタートをしたい」という気持ちがあるのが分かりました。
そこでお客様に「自分の気持ちを素直に旦那さんに伝える」を宿題として取り組んで頂きました。
その後、勇気を持って伝えたお客様。
旦那さんはお客様に気持ちを受け止め、今までのお客様が行動を共にしてくれたことに感謝され、これからの自分たち家族のことを前向きに捉えてくださったようです。
お客様は「伝えて良かった。自分たち夫婦にとって大きな一歩だった」と仰っていました。
このようにご自身の気持ちをありのままパートナーに伝えることはとても大切です。
たとえ相手がネガティブな反応をしたとしても、きっとご自身の気持ちが納得し「これで良かった」と思えますよ。
お客様もパートナーである旦那さんに自分の本音を伝える体験をされ、
お仕事の面や、他のご家族との関係も、自分の気持ちに従っていいと思えるようになり、物事を前向きに考えられるようになったそうです。
パートナーと上手くいかない、自分は我慢ばかりしていると感じて辛いと感じるときは、タロットカードでお互いの本音や、今、取り組むべきアドバイスが分かります。
パートナーさんや、ご家族との関係で気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。
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