占い師の上野山順子です。
タロットを習い始めた頃から、私自身の課題にあったパートナーシップ。
それまで私は「夫は全然私のことなんて理解していない」と、信じて疑わず、決めつけていました。
例えば子育て中、もっと父親として勉強を見てやったり、一緒に遊んで欲しいと願っても、
休みの日はずっと寝ている。
自分の都合だけ優先する。
全部めんどくさい事は私に押し付ける。
「全然私のことを理解しようとしない!」と、イライラしてばかり。
「言わなくても私のこと分かって!察してよ」
そう思う毎日。
私は、夫の事を「お父さん」と呼び、夫は私のことを「お母さん」と呼ぶ。
私は夫に父親を求め、夫は私に母親を被せていました。
タロットで夫婦関係をみていくと、私が本音を夫に伝えていなかったことが分かりました。
今の関係を改善するには、まず、夫を名前で呼ぶ事でした。
しかしチャレンジするも、つい元に戻ってしまいます。
私の中に「自分が大人の女性であることを認めたくない」と、いう思いが大きく、
母親なのに、母親を放棄するような感覚もありました。
夫と対等に向き合うのが怖かったのかもしれません。
妻である責任を感じたくなかったのです。
そんな中、子供も巣立ち、夫婦二人の生活へ。
私は徐々に、夫へ自分の気持ちを伝えるようになり、
夫も自分の気持ちを言うようになり、お互いの関係が改善されました。
そして私の中で、お互いを名前で呼ばないことへの違和感が大きく膨らみます。
一方で、夫に「お父さん、これして」と、頼むと私の頼みを聞いてくれる。
本当の父親のようになっていたので、私もこの生活が楽に感じ、そのまま維持している状態。
しかし、違和感を感じながら夫婦関係を続けるのは無理だと実感し、
「これからの残りの人生は夫と対等な立場で向き合いたい」
そう強く思いました。
その事を夫に伝えると、夫も了承。
お互いを〇〇ちゃん、じゅんちゃんと呼び合うようになりました。
その後の夫婦の関係は、どうなったか?
なんと!
今度は夫が自分の本音を私にぶつけ、自己主張します。
今までだったら「お父さん、ゴミだししてね」頼めばやてくれていたのに、
「今、時間ないからじゅんちゃんやっといて」と、言われる始末。
作戦成功ですが、私の負担は大きくなりました^^;
夫は、お父さんだから頑張らないといけないという責任感がなくなり、楽になった様子です。
これが一番の良かった点です。
そして何でもお互い本音で話せるようになり、どんな状況でも受け止められるようになりました。
これからもお互い元気に少しでも長く、笑い合って生きていきたい、と感じています。
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