前回の続き、書けそうにない。

とは思っていたけど。

考えをまとめること、言語化すること、アウトプットすること。どれもが私には難しくて。

 

セラピーを毎週定期的に受けるようになってもう1年が過ぎた。

トータルでは8年目になるか。

5〜6年経った頃、自分では変化を感じられなくて、友達や彼氏に「私変わってる?」と聞いてみると「変わってる」と言ってくれたのは今思えば私への気遣いだった。

その数年後に、会議や宴会など人前で話すことの異常な緊張が緩和したのを感じ、変わったことを認識した。

当時のブログでは人前過緊張を卒業と書いたけど、「緩和」と言った方が近いかな。

頭が真っ白になり強い動悸で何も言葉が出てこない状態が、少しは頭が回るし動悸はなく、だから準備さえしていればそれらをアウトプット出来るくらいにはなった。

人前で話すことなんてそんなにないのだけど、何日も前から緊張が始まるし、終わったら人前で無様な姿をさらしたことを繰り返し思い出しては苦しむ。

それが少し減っただけでも生きやすくなった。

 

それが変化のスタートだった。

でも、その後がなかなか続かない。

3年前、久々恋人が出来て、付き合っている間の見捨てられ恐怖は酷かった。

私の唯一の身内である兄は脳出血の後遺症で施設に暮らす。

そうなる前から関係は希薄で天涯孤独だと思ってきた。

だから、彼氏が時々実家に帰ると言っただけで、寂しさと劣等感を感じていた。

一方で、1人の自由、ドラマなど見て食っちゃ寝することだけどそれがオアシスでもあった。

彼と一緒にいる時、彼は楽しんでいるだろうか、退屈していないか、と考えてしまう。

誰かと一緒にいるのは喜びでもあり不安でもある。

彼と旅行へ行くと地元空港に戻ってきた時、胸騒ぎのような不安をいつも感じていた。

イベントごとは計画するところから楽しいけど、終わる時の不安がたまらない。

そんな付き合いだったから、セラピーにどっぷりコミットして安定した心を得たいと思ったその頃、彼との別れがあった。

 

その後は、婚活アプリに舞い戻って、いいなと思える人が数人いたけど、先方から会いたいと言ってもらっているにも関わらず急に音信不通になるということが何度かあった。

会ってから違うかなと思われたならいざ知らず、熱烈に好いてくれている感じを醸し出して誘ってきて会う前に退散。

みんなLINE交換や会う約束を取り付けたら勝ちっていうゲームでもしてるの?と思うほど頻繁に起こる。

付き合ってなくても、一度期待してしまうと心に穴が開く。メッセージ来てないかなと取り憑かれたように何度も確認する。

 

とりあえず今は大きな期待を持たないように気をつけながら、と言っても、心を、感情を制御することは出来ないので、上っ面で気をつけながら、何度も何度も傷つきながら婚活を続けている。

 

相変わらず職場では浮いた存在で、毎日馴染めない場所に通うのは苦痛を伴うし、要所要所に怒りを抱えながら、その怒りを時々表に出してしまっては後悔と罪悪感にさいなまれを繰り返す日々。

 

いつも苦しい感情ばかりなので、食べて気を紛らわしながら何とか生きてる。