新しい職場の作業服が気に入らない義父は、その翌日、公言通り私服(自前の作業服)で出勤しました。
こういう時、義母は何も言わないのですが、それは、言っても聞かないし、不機嫌になって最悪の場合、殴られたりするからです。
その日の夕方、義父が車をブンブン吹かし、前日と同様に明らかに機嫌が悪そうな雰囲気で帰ってきました。
ドタドタと足音を立て、ドアをバンッ‼️と勢いよく閉め、怒鳴るように「おい、酒持ってこい!」と義母に言いました。
どうやら、私服を会社の人に「困る」と言われたらしく、何だかんだ言って怒っていました。
普通に考えたら当たり前の話なのですが、義父には伝わらないようで「制服を着ていけばいいわけだ。おい!裁縫道具持ってこい!」と作業服をアレンジし始めたのです。
義父
「これで文句言われたら辞めるからな!」
義母
「はいはい」
何それ…
そりゃ、光熱費が払えないわけです。
結局、アレンジした作業服はNGをくらい(当たり前です)義父はまたまた無職になったのです。