同居生活にも少し慣れてきた頃、私のお腹も大きくなり、見た目にも妊婦らしくなっていました。
同時に食欲が半端なく、とにかくお腹が空いて仕方ありませんでした。


夕飯は義母が用意してくれる事が多かったのですが、ある日の夕飯時、空腹が満たされず、おかわりをしようか迷っていると義母が言いました。

「アミちゃんはもういいよね。元夫くん、おかわりあるから沢山食べなさい。」


私がおかわりをしようか迷っていたのが分かっての発言か、偶然なのかは分かりませんが、その日から私は、お菓子を買い込み自分の部屋に常備したのでした。

ただ、自分だけ隠れて食べる申し訳なさもあり、みんなで食べる分としてキッチンにも置いておきました。


ある日、義弟(同居)が「何か食べる物ない?」と義母に聞くと、私が買っておいたお菓子を持ってきて「これならあるよ」と義弟に渡しました。続けて義母は「そこにいつも置いてあるから。何でも食べていいから。」と義弟に言ったのです。

いつも置いておくのは私なのですが…。


またある時は、私の祖父母が定期的にお酒やお菓子を送ってくれたのですが、お酒はその日のうちに義父母が全部飲んでしまい(義母は届いた瞬間から飲んでいた)、元夫が帰宅した頃には一滴も残らず。代わりにお菓子は手付かずで、元夫が帰宅すると義母は「アミちゃんのおじいちゃんから届いたから。遠慮しないで食べなさい。」という始末。

しかも、義父母は祖父母にお礼を言った事がなく、いつも私からお願いして、元夫にお礼の電話を入れてもらっていました。


とにかく厚かましい義母。

もちろん、この厚かましさは食べ物に対してだけではありませんでした。