「人間っちゅうのは、大人になんかならへんぞ。ずっと子供のままや。競争したら勝ちたいし、人には好かれたいし、お金は……欲しい(笑)」
先日テレビドラマにあった、中村雅俊さん演じる90歳近い祖父がおちゃめな笑顔とともに言ったセリフ。なんだかホッとする一言でした。「大人」の理想像みたいなものが世間にはあって、年を取ればみんな「理想の大人」になる、と思っていて、でも実際年をとってもそうはならず、意固地だったりわがままだったり、欲深かったり。そういう自分が嫌になることが多いこの頃です。90歳になっても「大人」にはなれないものだ、と、人間はそういうものだと、言ってくれてありがとう。
