風邪や仕事でお休みが続いた生徒さんが3週間ぶりにレッスンに。
あれっ息が続かない![]()
いつもは無理なく歌えるフレーズが息切れ。
「長く休んだせいでしょうか?」
うーん。それもあるかもしれませんが、原因は息の吸い方が浅くなっていること。
吸い方が浅くなると吸う量も少なくなります。だから息が足りない!?
それもありますが、浅く吸うと歌う時に吐く量が多くなってしまいます。息漏れが多くなり結果足りなくなってしまいます。息のコントロールができなくなっているのです。
浅く吸うと横隔膜はほとんど動いていません。
歌う場合の息のコントロールは横隔膜が大きな役割を担っています。
深く吸うと横隔膜が下がり、内臓を押し下げるので結果下がった内臓が前後に押し出されお腹がふくらむ、ことになります。・・・これが腹式呼吸です。
吐くときは横隔膜を押し上げますが、それを無理なく柔らかく動かすことで、息の量をコントロールし、歌うに必要な息を無理なく無駄なく声に変換していきます。
なので、吸ったときに横隔膜が柔らかく大きく下に動いていることが重要になります。
吸い方が浅いために横隔膜が下に動かず、吐く息のコントロールを胸郭まわりの筋肉でおこなわなければならなくなり喉に力がはいり、吐く息に無理・無駄が生じて息漏れ・息切れが起きてしまいます。
横隔膜を意識して動かすことができるのか??ということはまた別の機会に。
レッスンではまず、おへそ周りを意識して声を出してもらいました。歌う時に意識しておへそを押しながら歌います。吸う時はおへそをゆるめて。
腹筋を意識することで横隔膜を動かしていきます。
これで少し深く息がはいっていきました。
次に身体の中を息が循環し、歌によって息が前に飛んでいくイメージで「WA」で発声していきます。
「WA」で歌うと喉が開いたままになりやすく、喉が締まっている時に有効です。
レッスンを続けると、すこしずつ深く息がはいっていくようになったので、今日は終了。
仕事が忙しかったのでは?「先週土曜、来週日曜も仕事で、部署がかわり慣れない仕事をしているので・・・」
はい、それが原因です。仕事で焦ったり気ぜわしい思いをしているうちに息が浅くなっていったのでしょう。
「仕事が原因なんて何かイヤです
」
焦ったりせわしい時こそ意識して深く呼吸して落ち着きましょう![]()
声を出さなくてもそれだけで歌の練習にもなりますよ。
4月に入り、転勤や配置換えなどで慣れないことをされている方も多いと思います。
たまに深い腹式呼吸をして体・心のリラックスをしてみてください。
