とらわれず前へ。 | 前田綾香と空と笑う日々のこと。

前田綾香と空と笑う日々のこと。

トツゲキ倶楽部のひと。

芝居のこと。日々のこと。

同じ一日なら笑って過ごしたい
謙虚に貪欲に
をモットーに日々へらへらしてます。

今年もいろいろありました。

なんて毎年繰り返してるけど、今年は母のことに触れずにはおれないので許してね。


<母のこと>

去年の今日は恒例の日帰り温泉に行ったなと。

子どもの頃好きだったからと、栗きんとんだけは去年も手作りしてくれてたなと。


母がいなくなり

父とはこんなに長く話したことないかもなってくらい話して

7、8年ぶりくらいに兄と再会して言葉を交わし

家族のことやこれからの自分を改めて考えるきっかけの1年に。

芝居のことも、仕事のことも。


<芝居のこと>

今年、トツゲキ倶楽部の公演にフルで出演できたのは3本中の1本。

楽しいんだけど、もどかしさも悔しさも感じることがたくさんあったなーーー。

それでも大好きな作品『リ:ライト』をまたやることができたのは素直に嬉しい。






嬉しいことも。

去年の門真国際映画祭がきっかけでsinging dogさんとのご縁が!

とても達者な役者さんたちに負けじと、もう本当に楽しく芝居させていただいて。



母も出演を喜んでくれていて、観てほしかったなってやっぱり思っちゃう。

思っちゃうけど、終わるまで逝くのを待っていてくれたことは本当に感謝しかない。


<仕事のこと>

母のことがあって、上半期は在宅勤務にしろ休みにしろ無理を聞いてもらったけれど。

今の部署3年目にして、もう身体が、限界。

限界っていう言葉は使いたくないけど、これに関してはもうホント限界。

あともう1年って言われたら、なら辞めますって言いたくなるくらい限界。


というわけで、全てに母が絡んでくるのはもうしょうがない。

誰もがいつか迎えることだからって気が休まるわけではないけど

大きな喪失があって、でもじっくりゆっくり再生はする。


来年は再生もしつつ、新しく動く。

あとは大事な周りの人たちが健康であるようにと願うばかり。


今年1年、トツゲキ倶楽部に、前田綾香に関わってくださった皆さまに心から感謝。

どうか来年もお付き合いくださいますよう。


あたたかくして、良いお年をお迎えくださいね。



余談ですが、父は昔のことをかなり具体的に覚えている人で。

今さら初めて聞く情報が出てくる出てくる。

今日は、母がドナルドダックに似てるから、父が「ガー子」とあだ名をつけたという話。

しばらく皆が「ガー子」と呼んでいたというけど

母からそんな話は聞いたことがないので、イヤだったんじゃないかしら…笑