2013 ローイエット・バンセーン1
特に目的も何も考えなく、ソンクラーン・シーズンにタイへやってきた。
4月というのは仕事の切れ目にあたるため、比較的長期休みがとれるんです。
いつものようにバンガピーで宿を取り、いつもの友達と合流して呑む。
「ソンクラーンはどこに行くの?」と聞かれたが、予定なしと話すと一緒に田舎に行こうよとなった・・・・なってしまった。
この時、後にマブダチとなるピーチャと初めて会う。
ピックアップ2台で大人6人・子供5人が乗り込み、ローイエット県へ向かった。
夜出発したが渋滞に巻き込まれ、現地に着いた頃は明るくなり始めていた。
その時は暗くてよくわからなかったが、家のある村(部落)は笑っちゃうくらいの田舎だった。(ペッチャブーンよりも田舎だった)
家の両脇は空き地で、たまに牛が徘徊してくる(笑)
留守中に家の管理をしてくれていたご近所さんやら、なんやらが入れ替わりやってきては酒盛りをする。
そしていい具合に酔っ払ったところでソンクラーン会場となるお寺へ、ビール瓶片手に歩いていく。
ピックアップの荷台に、なんか分らんが玉座をセットしてお坊さんが乗り村を練り歩く。
ピーヒャラピーヒャラとケーンのアノ音楽が流れ、踊る人が車についていく。
冷静に見ると【ハーメルンの笛吹き男】のようだ(;^_^A
水の掛け合いをしている若いこのグループは、土の道も手伝ってドロドロに。
そんな中を冷静に時速5キロくらいでお坊さんが通過していく(笑)
とてもシュールな光景だが、当然被弾もする。
お坊さんは聖水をピャッピャと竹のほうきみたいなアレで撒いていく。
もちろん水掛け戦争をしている若者たちは休戦し、ワイをして水を掛けてもらい・・・また戦争に戻る(笑)
この状況は見ているとお笑い番組でみる光景と同じで笑えた。
一通り行事を見届けると、また酒盛りをしに方々のうちを廻って帰るのであった。
そして、この呑んだくれ生活は15日までつづいた。
2013/4/13