卒業の形。 心と体、そして森羅万象。 | しあわせのいと

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膠原病、難病である強皮症であり、主症状は慢性偽性腸閉塞。
療養生活でも、闘病しない、難病を持っていても工夫次第で生き方は選べる。
病気の状況を記録 兼
心のことも書いていこうと思います。
よろしくお願いします

私は毎日点滴で栄養をとっています。


強皮症という病気で


特に腸が硬くなり


食べ物も栄養もほとんどとれないから。




そんな生活が始まり


去年で5年が過ぎました。




強皮症で硬くなった内臓は


皮膚とは違いもとには戻らないと言われているけど


いつか


少しでもお腹が動くようになって


点滴に頼らないで


頼りない体でも


過ごしていけるようになるのではないかと


どこかで思っていたりします。




きっと


もうポートを入れ替える手術も


しなくて良くなる日を夢見ていたりします。




ほとんど思うことはないけど


ときには


いまわしく思うことも。




来週


私が学んでいるコーチングで


「卒業」をテーマに


Zoomでお茶会をする予定にしています。




〇〇な自分を卒業したい


どうやったら卒業できる?




そんなお話をしたいと思っています。




〇〇な自分


もはやなんでそうなのかもわからなかったり


自分で


私はこうだからと思っていたりするけれど




だからだったのかってわかったら


手放すことができた。


もしくは


手放すことはまだできなくても


私のかけらが一つ見つかった


それだけで


そんなふうにややこしく頑張ってたんだねって


気づくと


自分をとても愛おしく感じることが


できるようになったり。




そんなお話と


その自分の点滴に対する思いが


ふと


だぶって感じられました。




ポートがなければ


点滴がなければ


そんなふうに思っていても


点滴生活を卒業はできない。

(そう思わなくても、今の医学では卒業できませんがグラサン




それより


この点滴がなくなれば


って思うより


命をつないでもらっていること


この生活になったからこそわかったこと


それに感謝して過ごしたほうが


絶対にいいと




そんなの当たり前


それができたらいい


って思われて終わりみたいな話だけど




大切なもので感謝してるもの


って


そう思う気持ちも前からあったけど


よりそう思えるなぁって


感じました。




心も体も


点滴も


きっと全部同じなんだろうな。







検索はチカラになる





今日は


東日本大震災から11年目。


犠牲になられた方が安らかでありますよう


今もいろいろな思いを抱えている方が


落ち着ける生活になりますよう


震災にかかわらず


すべての人が


今を大事に生きれることを


祈っています。