完全満室への道 | 知識 『 ゼロ 』 でもスタートできる不動産投資52のコツ

知識 『 ゼロ 』 でもスタートできる不動産投資52のコツ

知識・ネットワーク『ゼロ』から12年で 8棟3戸建3区分所有 合計105室を購入しアーリーリタイアしたわたしが、初心者のころから積み重ねてきた不動産投資のコツを隠すことなく記録しています。現在は、9棟3戸建3区分合計114室に増加!

私の所有物件の総部屋数は、現在 40室 を数えます。



賃貸経営を始めてから10年、

地道に積み上げてきた結果、

今のような規模になっているのですが、



未だこの40室が完全満室にはなったことがありませんでした。



それは、

2009年に購入したヤマトの一室が、
なかなか契約に至らなかったからです。


でも、
この部屋は自分の大家さん業で使用している、
デコルーム資材、掃除道具、剪定道具、消耗品
などなどの倉庫として使っていたので、

自分自身の実感としては、空室である感覚が薄く、
何としても埋めなければいけない空室と思っていませんでした。


しかも、この部屋は、

私が購入してからの3年間だけでなく、

ヤマトの完成以来16年に渡り空室が続いている店舗で、

シャッターを開けるとがらんどうのスケルトン仕様です。




私が購入してからの3年間の入居相談の内容は、



■事務所にしたい、

■動物病院をしたい、

■ネイルサロンをしたい、

■フィリピンパブにしたい、

■ネット通販の在庫置き場にしたい、



などなどでしたが、


スケルトンのお部屋に、

玄関を作り、壁を作り、床を作り、天井を作り、

トイレを作り、ミニキッチンを置いて、照明とコンセントを作らないと、

その部屋で過ごすこともできませんので、


そのような最低限の工事をするだけであっても、

150~200万円ほど費用がかかります。

(合い見積もりは何度もとっていますけど安くなりませんね。。)


新たに仕事を始める方にとっては、その資金負担は大きく、

結局、内見があっても他の居抜きの店舗に流れてしまっていました。




「なかなか埋まりませんね。」


というのが管理会社さんとの合言葉になるぐらいの状況でしたが、


つい最近管理会社の美人営業さんから、

「契約を検討したいとおっしゃっているお客さんがいます。」

との連絡を受けました。


内装の話しなどの条件確認をした後に、

苦節3年というか16年、

とうとう申し込みをいただくことができました!


ありがとうございます!!



しかし、うれしい半面、反省することがありました。

今回の私の例で言うと、

ちゃんと貸すことが出来るお部屋はちゃんと貸して、

必要な小道具はレンタルコンテナを借りて保管していたとすれば、

月に数万円の差額がキャッシュフローとして増えることになります。


この部屋を道具置き場にしないで、


イニシャルコストをかけて、2年前に事務所仕様にしていれば、


今契約するよりも少し高目の家賃で契約が出来て、

もしかしたら、すでにキャッシュフロー上はプラスになっていたかもしれません。


大家さんたるものは、

賃貸事業の経営者として収益機会を先延ばしにしないで、

より収益性の高い方法を目指して努力を重ねることが重要です。




これを良い反省として、これからもがんばります!



あとは、飾らない男の2部屋を埋めることができれば、

完全満室になります。



「完全満室まであと2部屋」



ではまた。