いろんな常識が覆っていってるけど‥
そのうち「昔車ってガソリンっていうもので走ってたらしいよ」
「ええぇ〜？ガソリンってなに？」っていう会話を子供達がする未来がやってくる。
車の話だけど、家ともとっても深い関係があるんです。
住宅系クライアントが95％のソーシャルマーケッター、ナイトこと藤田和美です。
2035年に国が新車販売をEV(電動車）にすると発表。
この流れは世界的なもので、主要各国もガソリン車の販売禁止をそれぞれ発表しています。
そして、東京都は国に先駆けて2030年に「脱ガソリン車」を小池知事が発表したときには驚きました。
＊朝日新聞デジタルから引用
阿部元総理がパリ協定でCO2削減目標を掲げ、菅元総理が2020年10月にカーボンニュートラルを宣言したのはご存知ですよね。
下の図は弊社のお客様向けセミナー用の資料の抜粋ですが、阿部さんが大幅なCO2削減。
菅さんはもっと進んだ「CO2排出量の削減と吸収や除去を合わせて全体としてCO2をゼロにする」カーボンニュートラル。
そして日本としては「2050年には全て電動車」つまりガソリン車を無くすのが目標です。
そのうち、日本を走る車が全て電動・EVになる。
私たちの常識では考えられなかった未来の姿です。
じゃぁ、それがなんで家と深い関係があるのか？
そのキーワードは「充電」。
今までは「日本中にあるガソリンスタンドで給油して車は走る」が当たり前でした。
では電動車・EVは？
もちろん電気ですから、スマホなどと同じく充電するんですよね。
最近サービスエリアなどやホテルの駐車場などでも、充電器をよく見かけるようになりました。
なぜ、サービスエリアやホテルなのか？
それは充電にはある程度の時間がかかるからです。
調べてみると
「電気自動車の充電時間は、普通充電か急速充電かによって異なります。
航続距離160kmの場合、200Vコンセントおよびポール型の普通充電器では約7時間、100Vコンセントでは約14時間の充電時間を要します。
一方、カーディーラーや高速道路のサービスエリアなどに設置されている急速充電設備は約30分で充電完了」と書かれていました。
急速充電設備でも約30分。
どうします？仕事に行くときに、ガソリンスタンドならぬ充電スタンドで30分、充電して行きますか？
もしみんながするとしたら、充電スタンドは充電待ちの長蛇の列‥いつ仕事に行けるやら‥。
なので、EV車は自宅で充電するんです。
帰ってきたら自宅で充電器にさして充電、スマホと同じですよね。
家を建てる方は「まだガソリン車だからいらないだろう」と思われるかもしれません。
でも建てた家に何年住まれますか？
なので、今充電設備を設置しなくても、将来のためにやっておくべきことがあります。
EV充電スタンドの設置前には、電源の確保が必要。
そしてEV車、PHEV車ともに、充電は200Vを使用するのが主流です。
なので新築戸建てでは、建物外壁に電気自動車用のコンセントを予め設置しておくことをオススメします。
家を建てる側の住宅会社や工務店の方は、お客様のことを考えて、将来の充電器の設置の必要性や、そのために今設置しないまでも電気自動車用のコンセントの設置を勧めてあげてください。
現在誰も車に乗らなかったとしても、将来的に必要になる可能性はありますから。
それでも不要と言われたときに初めてお客様の自己責任になるんだと思います。
プロとして、お客様のための必要な情報提供、そのための知識やノウハウの習得。
お仕事してると勉強することばかりですが、それが「プロ」ですもんね。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます！
このブログが少しでもあなたのお役に立つことを願っています。
■ 藤田和美 ■
ビジネスシナリオコンサルタント、ソーシャルマーケッターとして、多業種（小売店・飲食店・設備機械・印刷・美容・介護施設など）の会社や店舗で商品や販促の企画提案・求人など、コンサルタントとして活動。
2018年12月からは、エル・アール・コンサルティング株式会社にも所属。
住宅関係のコンサルティングやミラクルZEH塾や住宅FP塾などの講師、運営を手がけている。
2017年3月に大動脈解離で緊急手術、5か月の入院の後、1年かけてリハビリ、仕事に復帰。
2019年11月に再び緊急入院から３回の手術。
再手術を受けて自宅療養しながら動画制作や販促アドバイスなどのコンサルティングに復帰。
イベントの企画やチラシ、動画制作、SNSでの販促シナリオの構築が今のお仕事です。
2021年からZoomでの講師のお仕事もボチボチと再開。
2023年は全国６ヶ所のミラクルZEH塾のネット関係・ソーシャル担当で活動予定。
最近はSNS広告に関するセミナーや研修依頼が増えてきました。
お仕事のお問い合わせは、こちらのブログのコメントやFacebookなどのコメント、メッセンジャーでもOKです。
NEKOUTA制作ソーシャルマーケッター&ビジネスシナリオコンサルタント 藤田和美