SNS発信の「自由」とは? SNSのコミュニケーションが癒され心豊かなものでありますように。 | 住宅系クライアントが95%のソーシャルマーケッター☆藤田和美のブログ 役立つ住宅の情報やSNSの使い方をアップ♬

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販促/伝え方×SNS。
SNSは現代のビジネスにとって不可欠。会社の大小や資金のあるなしに関わらず誰もが活用できる素晴らしい時代。
基本的な使い方から活用の事例までビジネス導入のシナリオを紹介。
そして住宅や住宅に関わるいろんな情報も発信しています。

最近、ネットニュースとかを見てると気持ちが滅入ります。
SNSがマイナスに使われてる…そんな気がするんです。
SNSビジネス活用を仕事にし、日々使って生活している私には、とても悲しいことです。

 



もともとSNSはsocial networking service(ソーシャルネットワーキングサービス)。
一方通行ではなく相互にミュニケーションをとることができる、現代の素晴らしい進化だと思うんですよね。

そのおかげで、遠く離れた友人や、なかなか会うことの出来ない人とも日々繋がっていられる。
自分の発信に共感してくれる人がいて、新しい気づきや出会いがある。

私たちの世界は一気に広がって、いろんな可能性が生まれました。

SNSの中でも私はFacebookが好きなんです。
その理由は、ネットの世界だけど現実世界に近いからです。

中にいる人たちは自分が誰なのかを明らかにして、投稿することやコメントすることには「自分」としての責任を持っている
時にはその中で誹謗中傷をする人がいて、だけどそれにはそれなりの覚悟や意思があり、それに対して人間関係のある人たちがその関係をもとに思ってることを伝える。

現実社会でも起こりうることが、そのままSNSに持ち込まれているだけ。
そして例えば、それが理不尽だと感じたら、ブロックしたり友達を解除したり、公開範囲を限定したりして、自分の世界を守ることもできるんです。
 

おかしなものですね。

それがひとたび匿名になったら…自分の言葉に責任を持たなくていい世界では、酷い言葉が平気で投げつけられています。

有名人のアカウントの炎上の話をよくネットニュースなどで見ます。
全く知らない人に好き勝手言われても、芸能人だから仕方ないですか?
その人たちはどのくらいその人を知っているんでしょう?
ネットの中にある情報はどのくらい正確ですか?
その情報はほんの一部にしか過ぎないんです。
その背景にあるものをちゃんと見たらその事実は違ったものになるかもしれないと、想像できませんか?
自分が投げかけた言葉が人を傷つけることを望んでいるんでしょうか?
不用意に投げられた言葉が束になって追い詰め、時には死に追いやることもあることを自覚しているんでしょうか?

そんな中で、Facebook日本法人やLINEなどSNS各社で構成する一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構は、2020年5月に発表した緊急声明で、名誉毀損や侮辱を意図した投稿を禁止し、違反者のサービス利用を停止するなどの対応を徹底すると表明しました。

 

日本の総務省も2020年11月、インターネット上で匿名の誹謗中傷を受けた被害者が投稿者を特定しやすくするための制度見直し、新たな裁判手続きの創設を柱とする最終案を取りまとめました。

従来の情報開示訴訟より迅速に開示が進むようにして手続きの負担を減らし、悪質な投稿の抑止や被害者の救済を図り、2021年の通常国会に関連法の改正案を提出します。

この法案については、広い解釈をされることで表現の自由が損ねられるんじゃないかという「表現の自由」とのバランスが取り沙汰されています。

難しいところではありますが…。


「自由」って本当に昔から解釈の幅や相違がありますよね。

 

ただ、自由は何をしてもいいんじゃない。
この時代だからこそ、尚更それが再認識されないといけないんだと思うんです。

便利なものも使い方で最悪なものになる。

例えば、お料理に欠かせない包丁も、移動に便利な車も、使い方によっては凶器に、人を殺す道具にもなり得ます。

だから私たちはその扱い方に十分注意し配慮して、素晴らしいツールとして活用して暮らしている。

たぶんSNSも同じなんです。
使い方に配慮し、日々私たちの欠かせない必要なツールとして活用する。
そしてそれを間違った方法で使い人を傷つけたときにはそれなりの代償を払う。

賛否両論あるとは思いますが、それがあるべき姿なんじゃないかと思っています。

せっかく人にだけ与えられた素晴らしい「言葉」を、優しさで包んで送り出す。
SNSを通じたコミュニケーションが人の心を癒し豊にしてくれる。
そんな世界であって欲しい。

 

Facebookを作ったザッカーバーグは「いいねで広がる世界」を作ってくれました。
その思いに共感しつつ、これからもSNSのある生活を楽しんで過ごしていきたいと思います。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
取り止めのないことを書きましたが、何か少しでもあなたにプラスになることがあれば幸いです。