「Facebook広告レクチャーしてもらえるかな?」
新しいクライアントが増えると、FacebookやInstagram、Twitterなどの使い方のレクチャーがお仕事の中心になっていきます。
私ももともとアナログだから、「そういうの苦手…」という人の気持ちがわかるというのが強みです。
割と苦なく使えるって人もいますが、そんな人ばかりじゃない。
私もその一人です。
機械操作が苦手なSNSコンサルタントって(笑
でもそれが私、ナイトこと藤田和美です。
FacebookやInstagram、Twitter、使い方を説明されて、その時はわかった!って思ってたんだけど…
「これってどうするんだっけ??わかんなぁ〜い!!!」ってことありますよね。
大丈夫、それが普通だと思います。
1度聴いて、それがすぐにマスターできて、忘れない人の方が希です。
それがわかってるから、こうしてブログを書いてるわけですから。
それでは今日は「Facebook広告・記事広告」の作り方
*Facebookの仕様変更により、2020年11月に加筆・更新
最初にFacebook広告とは?
Facebookのビジネスのページ、「Facebookページ」を持っていれば誰でもできる広告のことです。
ネットでよくある広告は、選ぶキーワードやクリック数によって最終の広告金額の確定が終わってみないとわからない。
例えばこんな感じですね。
私は、最終支払額がわからない広告をクライアントさんには提案できません。
それに、やってみようと思うとけっこう高額です。
これをクリアするのがFacebook広告。
私がFacebookをお勧めする5つのポイント
1、とても安価で広告できる
1日の設定可能最低金額は100円。1日100円から広告できるということです。
もちろん金額によってリーチ数(効果)は変わります。金額によって推定リーチ数を計算してくれる。
どのくらいの効果が欲しいかをその数字を見ながら考える、そんな感じ。
その上限に達したらその日の広告を終了する方式。
なので金額が大きいほどたくさんリーチする・効果があるのは間違いない。
2、日数も自由に設定
・カレンダーで開始日と終了日を設定したり、何日間の広告と設定することができます。
1日の広告費設定金額×日数で広告料が決まる。
もしくは広告費の金額を設定して、それを何日で広告するのかを設定することもできます。
・残念ながら予約投稿はできません。
3、ターゲット設定が詳細にできる
これがすごいんです!蓄積されたFacebookの情報の中からいろんなターゲット(オーディエンス)設定。
・性別、年齢、地域、趣向キーワードを細かく設定できる。
後で説明しますが、地域も「都道府県・各市」でも、起点を設定して半径何メートルのように細かく設定できます。
4、検証できる
安価でできるので、いろんなターゲット設定や広告の記事内容を試したり、検証しながら効果的な広告を作ることができる。
検証の内容も地域ごとや性別・年代別に分かれていて見やすくわかりやすくなっています。
広告の管理画面からいつでも広告を止めることもできるので安心です。
5、Facebookはしばらく前にインスタグラムと連動されたので、Facebookに広告を出すと、インスタグラムにも一緒に広告をすることができます。
・効果を出すためには、Facebookとインスタグラムは別で広告することをお勧めしています。
6、Facebookの登録は実名であること。
・Facebookのアカウントは実名登録です。
記事の広告をすると広告した記事にいいねがついて、そこからいいねをくれた人にこちらからアクションすることができます。
7、広告出稿が簡単
・難しい作業はありません。オーディエンスさえ1度設定しておけば、実作業は3分ほど。
もちろん記事を書く時間は別に必要です。
では実際の操作画面を見ながら設定を見てみましょう。
①Facebookページに広告をする記事をアップします。
②右下の「投稿を宣伝」をクリック
*Facebook広告には割と厳しい広告に対するポリシーが厳しので、この時点でボタンが表示されていないこともあります。
③ここでまず2つに分かれます。
A. リアクション・コメント・シェアを増やすのがこちら↓
「詳しくは」のボタンを表示して、ホームページやお申し込みフォームに誘導するタイプ
B. 潜在顧客とつながりを持ち、チャットするのがこちら↓
右下のボタンが「メッセージを送信」になりました。
もちろん、広告にいいねやコメントをつけることも、シェアもできますが、利用者がメッセージに使用するアプリを選んで、メッセージでのやりとりをすることを目的にします。
私はBはけっこうハードルが高いので、Aで運営することがほとんどです。
Aで、この記事には掲載しきれない内容をHPに掲載して、そのHPに来てもらって理解を深め、お問い合わせやお申し込みにというシナリオです。
では、Aの設定で先に進みます。
④「ボタンの追加」で誘導するHPのURLを入力して設定。
*2020年11月現在。こちらのリンクボタンがなくなっています。
⑤オーディエンス(ターゲット)設定…ここで細かくターゲットを設定
自分で編集したオーディエンスを名前をつけて保存しておくこともできます。
(広告の検証にも便利。保存しておけば繰り返し使えるので、毎回細かいオーディエンス設定をすることなく、設定を簡素化できます。)
⑥「編集」ro「新しいオーディエンスを作成」をクリック。
⑦「新しいオーディエンスを作成」から入ると、赤枠の中に名前を入れて保存できます。
⑧性別(緑枠)は「全て(男性・女性)」と「男性(のみ)」「女性(のみ)」を選択できます。
⑨年齢設定(青枠)
左側で何歳からを13歳から1歳刻みで設定。右側で何歳までを設定。画像の「65+」は65歳以上も全て含むという意味です。
64歳までは1歳刻みで設定できます。
*現在の日本の求人広告は「男性のみ・女性のみ」などが掲載できなくなりましたね。
Facebook広告では、最初からターゲットとして設定することで外しておくことも可能です。
⑩次は地域設定
Facebookはアメリカ発のツールなので、最初は「米国」と表示されていますが、その欄に例えば「大阪府」と書き込みます。
❶「大阪府全体」を選択することもできる。→これに「京都府」と都道府県別に複数選択も可能。
❷大阪府の各市が下に表示されているので、それを複数選択することもできる。
上記の場合は青枠の「該当市町村のみ」をクリック
❸青いポイントから半径で範囲を選択することも可能。最大で80kmまで指定できます。
❹地図右下の「ピンで地域を選択」をクリックすると、自分の好きな場所にピンを立てて、そこから半径何キロメートルと範囲を指定することもできます。
例えば、自分の会社やお店の所在地ににピンを立てて、そこから範囲を設定すると証券エリアを網羅できていいかもしれません。
11、最後に詳細ターゲット設定
ここは自分のターゲットになる「キーワード」を探していきます。
「参照」をクリックするとこの3つの項目が表示。
例えばこの欄に「子供」と入れてみると…子供のいる人が、その子供の年齢別に表示されたり
もう一つ「家」と入れてみれば、家に関するキーワードが表示
いろんなキーワードを入れてみて、自分のターゲットを見つけ、追加していくというのがやり方です。
このワードも複数を設定することができます。
12、そして設定が完了したらオーディエンスを確認します。
ここに広告した場合設定したターゲットで潜在的人数がどのくらいいるのかが、わかります。
広げすぎず、狭めすぎず。その目安になると思います。
完了したら必ず忘れず保存を押してくださいね。
さてオーディエンスが設定できたところで、
13、広告予算と期間設定
今回は10,000円で7日間と設定してみました。
1日の推定リーチは2,300〜6,700になってますね。
14、これでOKであれば各広告のプレビューも確認しておきましょう。
Facebook広告インスタグラムとFacebookの両方に広告されます。
15、最後に支払いの登録をします。
支払いはカード払いのみです。
ここまでできたら「宣伝」を押すだけ。
承認まで多少時間がかかります。
ちょっと大切なことを忘れてました。
画像に含まれる文字には、結構記事しい規制があって、あまりたくさんの文字を載せることができません。
広告のテキストのサンプル
Facebook広告は、画像に文字がほとんどないかまったく入っていないほうが、低いコストでより多くの人にリーチできます。
以下の4つの例は、画像テキストの量によって広告のリーチの範囲がどのように変わるのかを示したものです。
画像に入れる文字をある程度で抑えることも、効果的にFacebook広告をする一つのノウハウです。
しっかりと作り込んで使ってみてください。
きっとあなたのビジネスにプラスになると思います。
■このブログを書いている人■
ビジネスシナリオコンサルタント、ソーシャルマーケッターとして、多業種(小売店・飲食店・設備機械・印刷・美容・介護施設など)の会社や店舗で商品や販促の企画提案・求人など、コンサルタントとして活動。。
2018年12月からは、エル・アール・コンサルティング株式会社にも所属。住宅関係のコンサルティングやミラクルZEH塾や住宅FP塾などの講師、運営を手がけている。
2017年3月に大動脈解離で緊急手術、5か月の入院の後、1年かけてリハビリ、仕事に復帰。
2019年11月に再び緊急入院。再手術を受けて4回の手術のために自宅療養中。
でも療養中も、パソコンでできるお仕事、続行中で〜す。
NEKOUTA制作ソーシャルマーケッター&ビジネスシナリオコンサルタント 藤田和美