「受け継いできたものを継承する。」
これって大切だと思うんですよね。
ビジネスシナリオ・コンサルタントのナイトこと藤田和美です☆
年末に日本の文化を継承していくこと、
その意味を知ることは、大切なことですねってことを書いたんだけど、
私たちの『家』も同じだなぁって思うんです。
たとえば、お正月のお雑煮。
どのくらい種類があるんでしょう?
その数は定かではないんですけど、各都道府県でお雑煮は違うようです。
「全国お雑煮図鑑」という面白いサイトがあるんですよ。
全国のMAPを開いていくと、その地域のお雑煮とレシピが載っているんです。
見つけた時、思わず全都道府県開いて見ちゃいました(笑
私の家はもともと茨城県水戸市。
なんですが…開いてみると、藤田家のお雑煮とは少し違っていました。
お雑煮の種類は3つの要素からできているんですよね。
①お餅…四角いor丸い
②お出し…すましor味噌
*味噌にもいろいろ種類があります
③具材…それこそ簡素なものから具沢山のものまで様々
あんころ餅がのっているものまでいただいたことがあります☆
こうやって考えていくと、都道府県の数どころか、
もしかしたら、その家の数だけあるかもしれない…。
いろいろ調べてみたんですけどね、
これだけの種類がありますよって、明確な数を書いているところは、
どこにもないんです。
中学生の時、お正月に学校に集まって百人一首大会をすることになって、
その時にみんなでお雑煮を作ることになったんですけどね。
みんなにアンケートをとったら、
なんとクラスのほとんどのお家が白みそのお雑煮でビックリ。
自分の家が私にはスタンダードだから、すましの雑煮以外知らなかったんだもの。
それと同じようにみんなすましの雑煮なんて食べたことがない!というので、
私がみんなの分のお雑煮を作ることになって…
貧乏くじを引いたぞとか思ってたんだけど
「へぇ〜旨いもんなんだなぁ〜」って、みんなが食べてくれたこと
今でも思い出すことがあるんですよね。
その私の家のお雑煮は干し椎茸からとったすまし汁に四角い焼餅。
具材は焼き豆腐に干し椎茸、白菜、そこに鰹節といった簡素なもの。
でも、これを食べないとお正月を迎えた気がしない。
あなたのおうちのお雑煮はどんなですか?
それがあなたの家の受け継がれてきた味。
お雑煮も文化なんだと思うんです。
小さなそんなひとつひとつを守っていく。
きっと日本人じゃなくても大切なこと、ですよね。
我が家は昔からずっとおせち料理も手づくりです。
藤田家の女性は、年末からおせちが出来るまで、寝ない。
だから、年越しの初詣にはほとんど行ったことがなかった。
そこは子どもたちには解禁しましたけどね。
少しずつ時代とともに中身も変化しつつ、
それでも、昔からの我が家のお正月料理。
受け継がれていってます。
今年のおせちは、ほとんど娘が作ったもの。
早く継承したおかげで楽をさせて頂いてます。
日本の文化もですけど、
ひとつひとつの家の受け継がれて来た文化も大切にしたいものですね。
今までのものを大切にしながら、時代とともに、
新しいものを取り入れていく。
これから日常でも、そして仕事でも、そうあっていきたいと思っています。
2017年そうやってステキな年になりますように。