の続きです
この日の午後に作業療法士(OT)の先生に
手先をほぐしてもらい、ストレッチポールで
気持ちよ〜くストレッチした後に
カテーテルを入れる処置がされました
担当はアレルギー膠原科のK先生と
入院中、一緒に診てくれているS先生
そして、(研修医かな)若手の先生
強皮症の人は皮膚が硬くなるので
針を刺した所がなかなか治りにくく
今回、短くても4週間の点滴治療だから
何度もルート確保のために針を刺すのを減らすため
カテーテルを入れることになりました
カテーテルを入れるのには
エコーで血管の場所を確認してやるので
30分くらいかかるとのこと
カテーテルを入れる時には事前に麻酔をするけど
それまでは寝た姿勢ではあるけれど
覗き込めば見えるような状態で始まりました
腕の皮膚が硬いため
触った感じで血管の場所を探すのは難しく
腕の付け根をキツめに締めて
エコーで見ながら探したら
良さそうな血管があったんですけど…
締めつけがキツくて
指先が痺れてきちゃったので
1回緩めてもらったんです
そしたら、さっきまであった血管が
どこかに行ってしまったらしく
先生が「これは看護師さん泣かせだ」と
言うくらい探しにくかったらしく
(先生、3人交代したからね)
見つけた血管に針を刺しても
逆血してこなかったんです
(この段階で、軽く30分以上過ぎてる)
せっかく、麻酔もして(これも針刺すから激痛)
針を入れてみたのにカテーテル入れられなくて
今日は時間かかり過ぎちゃったので
やっぱり末梢にしますって
(普通に点滴入れることらしい)
でも、そんな時に私が
「今日、私ってどんだけ針刺されたんだ
(朝から点滴入れるためにも探したから6か所
麻酔も入れたら10か所近く)
私の体、かわいそう」って、思ったら
自然に涙が溢れてきちゃって
そしたら、それを見たK先生が大慌てで
「すみません時間かかっちゃって
痛かったですよね」
そして、S先生も
「辛かったですよね大丈夫ですか」って
普段はいつも笑ってる私が、声も出さずに
涙だけが勝手にポロポロ出てきちゃうのを見たら
もの凄〜くかわいそうに見えちゃったんだろうな
今日は末梢にして、点滴つないで終わりにする予定が
「やっぽり、今、ここの血管使えるから
このままカテーテル入れます
今日、こんなに頑張ったのに
また明日もやるなんて…」と
急遽、さっきまでの予定を変更すると
K先生言い切りました
「もう、ルートは確保されてるから
新たに針刺さないですからね」って
その後も「今、順調に入ってますよ」と
細かく状況を報告しながら
カテーテル入れてくれました
そして、レントゲンなのかななんだろ
処置室のガラスの向こうにも
様子を見ていた先生方がいたらしく
「ここの位置、どうですか大丈夫ですか」
と、映像でカテーテルを確認したようで
大丈夫だったので
無事に処置が終わりました
麻酔で寝てる訳ではなかったので
処置する腕の上に手術用のシートが被さり
頭を上げれば見える状態でしたが
怖くて見れませんでした
でも、近くにあるガーゼが目に入ったら
結構出血もしていて🩸
「私、頑張ったんだ〜」と思いました
(緊張し過ぎて肩凝っちゃったもんね)
帰りは車椅子で部屋に帰り
無事に点滴治療が出来ました
はぁ〜
思い出しても肩凝りそう
長々とお読みいただき
ありがとうございました