長く生きていると
見送ることが多くなるね。
近しい人を見送ると
あれをしてあげればよかった、とか
やってあげられなかったこととか
言ってしまった言葉を
出す前に戻したくなったりとか
言えばよかった言葉を
言ったらどうなったのだろうとか
思うことはたくさんあって
後悔という名の鎖で
自分を縛ってしまったり
それはもしかしたら自分本位で
自己満足なのかもしれなくて
そこではなくて
見るのはそこではなくて
逝ったけれども
その人は生きてる間に
いろんな時間を過ごしてて
笑いもし、泣きもし、
喜んだり、苦しんだり、
日々を確かに生きたこと
どんな環境や境遇でも
寝て起きて食べて出して
誰かと話して
何かを見て
何かを聞いて
恋もしたかもしれない
その人だけの感じたことがあって
誰にでも必ずあって
それはきっとしあわせで
私の知らないその人が
息づいていた
愛おしい
さみしいけれど
そちらを見ていたいなと思うのです。
おつかれさまでした。
よく生きました。
風になったのですね。
麻央さんが亡くなられました。
海老蔵さんの会見を見ました。
画像が粗く揺れていました。
まるで、皆の想いが届いたかのように
揺れていました。
