1月1日に能登半島地震が起きてから
非力な私達に何が出来るだろうか、とずっと自問自答してきました。

東日本大震災の時に学んだ事も沢山あります。

よかれと思ってした事が沢山の人や動物達を傷つける場合がある事も学びました。

そして今回能登半島地震の震災後に、私はある会議に参加させていただき、改めて被災地の方々が本当に必要としている物は何なのか、現場のお声も沢山教えていただき勉強になりました。ありがとうございました。🙇


私達は普段から沢山の皆様からの応援で保護犬達をレスキューさせていただいています。

このような未曾有の災害が発生した際、被災地の方々や動物達にどんな恩返しが出来るのだろうか、被災地で本当に足りない物って何だろうかと自分自身、深く考えながら活動していました。

そんな時にテレビなどで沢山見かけたのが被災地で奔走する名古屋工業大学の北川啓介教授と北川教授が研究開発したインスタントハウスでした。

これまで色々な避難所のお写真を見て来ましたが、インスタントハウスは断熱性やセキュリティもあり、遮音性もあるのでワンちゃん達の声も軽減され、避難所でのトラブルも減り、更に再利用出来る物なのでとてもECOだと感じていました。

そして1月のある週の出来事です。私は高校や中学での講義が数日置きにあり、とある学校の控室に入った所、なんと偶然に同じ学校の講義の為に、愛知県に一旦戻られていた北川啓介教授が目の前にいらっしゃってびっくり!

北川教授と私だけでしたので
ゆっくりお話を伺う事が出来ました。

テレビやSNSで見るより
被災地には更に酷い現実がある事を知りました。

そこでご相談させていただき、
北川啓介教授が入られている被災地、石川県輪島市の中学の体育館に避難し、ペット同伴避難をされているご家族様にインスタントハウスを当会から20棟寄附をさせていただく事が出来ました。


(こちらがインスタントハウス)

避難所にお家が出来たと喜んでいらっしゃる方が沢山いるとお聞きし、人も動物達も、ともに共生できる空間を提供出来た事に私達も心救われています。



避難所に必死な思いでワンコニャンコ達を抱きかかえながら同伴避難してくださったご家族の皆様に、それから命からがら生きてくれたわんニャン達が肩身の狭い思いをしないよう、
屋内用インスタントハウスをお届け出来、ワンちゃん達も安心し、暖かさも確保され喜んでくれている事で私達も救われます。

被災された皆様が一日も早く落ち着いた生活が出来ますように。

それから自衛隊や救急隊、警察の方北川啓介教授のような専門家の研究者の方の大義のある活動、防災関係の方等、被災地支援にあたられている全ての方に心より感謝申し上げます。

ご報告が重なっていますが
1月1日から募金箱を設置させていただいている分のご報告はまた次回の記事に書かせていただきたいと思います。🙇

皆様、いつも応援ありがとうございますいつも応援ありがとうございます。🙇



名古屋工業大学
北川啓介教授
国立大学法人名古屋工業大学 
インスタントハウス設置支援