イベントでは沢山の方々にお越しいただき
ありがとうございました。
この一週間色々なレスキュー活動でバタバタしていて、ブログを開ける時間も全く取れず、あっという間の一週間でした。
最初のご報告から。
先日新たなチャンスを広げる為、協力団体さんより転校してきて、名古屋で譲渡会の予定をしていたトイプの旧名ルルちゃんこと、ろろちゃん。
移動前も協力団体さんは
大切にケアをして下さっていましたが、
たまたま当会に移動してきた数日後、
念のための検診で先生が異変に気づきました。
病院の先生が診察室で聴診器を当てて下さった時、(PDA)動脈開存症という先天性心疾患があることが分かりました。
当会には何頭か心疾患を抱えた子達がいますが、心臓病の種類も様々です。
ろろちゃんも、PDAという病気を持ちながらも、
大人には、なる事が出来ましたが、
よく生きていてくれたという程の心臓の状態で、一気に悪くなり心拡大もマックスでした。
肺水腫になる一歩前の状態でした。
折角保護された命。
このままだと二カ月や三カ月で命を落としてしまうかもしれません。
心臓疾患の中には手術自体が不適応な病気もあり、お薬でコントロールしながら沢山長生き出来る病気も複数ありますが、
PDAは一気に悪くなる事が多く、
手術が成功すれば、減薬もしくは、お薬さえ必要ではなくなる子もいます。
所謂健康な子になれるチャンスがあります。
反対に大人になってからの手術は
術中、血管が破裂し亡くなる可能性も高くなります。
トライアルやレスキューも沢山あり、
ろろちゃんの命に関わる重大な決断をする事に眠れない日々がありましたが、
そんな時、お世話になっている動物病院の先生から『全力で手術に挑みます』とメール下さって。
どうせ数ヶ月後に終わってしまうかもしれない命なら、
苦しんで保護っ子生活を送るよりも、
病気とサヨナラして再スタートさせてあげたいと思い決心しました‼️
整復手術、成功し、本日やっと退院いたしました!
子犬の時よりリスクの高い手術。
預かりスタッフも私も、手術日は生きた心地がしませんでした。
やっと気持ちも落ち着き皆様にご報告出来ます。
ろろちゃん、本当に頑張りました。
一か月程、ケア生活に入りますが
ろろちゃん、殆ど健康な子の状態に戻って行くと思います。ご飯もモリモリ食べられるようになりました。
ろろちゃんとの出会いは運命だったのだと思います。
そして、車に轢かれていた
らぶこちゃんも、現在も入院中です。
みんな、ワンコもニャンコも頑張ってます。
病院の先生方、本当にありがとうございます。
それからそれぞれの協力団体さんが保護してくださり、
お引き受けした子達や、
廃業で残っていた子達も一旦お引き受けし、
22頭のうち、アイドッグレスキュー隊さんに9匹も保護していただきました。(引き受けて下さったケイトさん始め、
AZUさん、スタッフさん愛知までお迎えありがとうございました)
協力ボランティアさんもありがとうございます。
それから協力団体さんに和犬を含む多くの子達を引き受けていただきました。(まだ残されている子達が数頭おり、写真は控えます)
当会でも6頭イタグレの女の子と、マルチーズの女の子
キャバリア4匹をお引き受けしました。
順に来月避妊予定です。
本当はもう1匹レスキュー予定でした。
廃業のお店のシニアのワンコが一頭、心臓病でレスキュー当日に亡くなってしまっていて
あと数日早くレスキュー出来ていたら、
ろろちゃんみたいに救えていたのではないかと凄く悔やまれます。
みんな家庭ワンコになるべく、
再スタート頑張ります。
トライアルスタートした子達は全頭幸せにしていますが、今苦しんでいる子達も幸せにしたい。。。
ろろちゃん、らぶこちゃんだけでなく、
沢山の子達の大きな手術や入院が続き、
医療費が切迫しています。
幸せを待ち望んでる命。
まだまだ命を繋げたい子達もいます。
皆様保護っ子の応援よろしくお願いいたします。
いつも応援ありがとうございます