センターからご連絡があり、
両親が飼えなくなり、子供夫婦も
世話せず、飼育放棄した犬がいると連絡を受けました。

その人達が殺処分センターに持ち込みをしました。。

センターの職員さん方が不憫に思い、
シニアで酷い状態ですが
助けてあげていただけないですか?と
ご連絡を貰いました。


すぐにお迎えに走りました。

お迎えに行ったら
ボロボロのキャバリアの男の子。

11歳になるまでネグレクト、
トリミングも行った事が無いそうです。

目もジュクジュクしています。

あごの下もお腹も糞尿が巻きついたレゲエ状態です。

毎日、毎日、腹立たしい飼い主ばかり。


安易に買う人が多くて、その数だけ、
幸せになれず苦しんでいるワンコ達の多さ。
人間の罪深さに本当に申し訳なくて。





メディカルより先にまずは
全身毛玉の塊に。
綺麗にしてあげたい。

ゆっくりさせてあげたい。

そんな思いから引き出し後、帰り道に
ボランティアトリミンググループの
AISPさんすぐにご連絡したら
快く当日トリミングを受け入れて下さいました。







精神的にも疲れている様子なので
数日してからメディカルに行ってきます。



綺麗になって、気持ちよかったね。
名前は、りお君になりました。
一日も早く笑顔になれますように。



それからセンターから
レスキュー依頼があり、子犬で溢れているとお聞きし、スタッフが引き出しに走ってくれました。

まだ2キロに満たない野良ちゃんの子供だそうです。

お母さんワンコはいませんでした。



預かりスタッフに二頭ずつ移動しました。



名前も付きました。
まだ月齢も若いので、適切な頃ワクチンを接種して、暫くはケアに入ります。








次は、残念なご報告です。




今年の3月に正式譲渡になった
ボーダーコリーのミッキー君こと
れい君。

先日突然でしたが
お空に帰りました。

少し前にSORAオフィスに来てくれた、れい君。

何度もれい君の笑顔を見せに来て下さいました。


このれい君のお顔を見たら一目瞭然。
会う度に思いましたが
本当に良いお顔をしていました。

幸せ一杯のお顔。


レスキュー時、
元保護犬だったれい君。
飼い主放棄で保護となりました。



元保護犬だったと聞いて、絶対に幸せにしたい気持ちで一杯でした。

念願叶って
可愛い先住ちゃんがいる名古屋市内の希望者様のお宅へ正式譲渡になりました。





ボーダーコリーちゃんをこよなく愛する里親様。




ママさんと先住ちゃんと
れい君と私達で
トライアルまでに不安が無いように
れい君と先住ちゃんと沢山お散歩しました。



保護っ子達にいつも思う事があります。


最初保護っ子達に里親希望をいただいてから
希望者様とは幾度となくお話ししたりお会いしたり。
そして、私達が大好きになった里親ご家族様だから、必ず保護っ子達も里親さんを大好きになってくれると確信してます。







れい君の正式譲渡後、
先住ちゃんが癌でお空に帰りました。。。
里親様も『れい君が居てくれたお陰で
元気を貰っています』と仰っていた矢先の事でした。

ご自宅で一緒に過ごしていたある日、
れい君が突然倒れてしまい、
病院に連れて行って下さいましたが
重篤な状態で、病院の先生も厳しいご判断だったそうです。

里親様もれい君を入院で独りぼっちで逝かせたくないと、ご自宅へ連れ帰って下さいました。

本当に温かく優しいママさんです。


ご家族に見守られながら
お空に帰りました。


最初トライアルのお届けの時、相性が良かったとは言えない、先住ちゃんとれい君でしたが
みるみる兄弟になっていくのが嬉しくて。

里親様がれい君を連れて幸せそうなお顔を見るのも
嬉しくて。


お家は全てがワンコ仕様で
お家の中にハウスがあり、


こんな風に先住ちゃんも、れい君もゆっくり家族になれました




こんな早くに別れが来るとは思わなかったけれど、れい君、シニアで保護して
長い間外飼いだった影響が体に出ていたのもあったと思います。


れい君は
先住ちゃんと一緒に虹の橋を渡り、
きっと先住ちゃんも、れい君も
安心してお空に帰ったと思います。


里親様の悲しみや苦しみを思うと
胸が張り裂けそうですが



やはり、れい君には
頑張ったね!ママやパパ、
お兄ちゃんも出来て幸せだったね!って
伝えたいです。


れい君、赤い糸繋がったね。

虹の橋に渡る時、苗字も名前も自信持って
伝えてね。


また大好きなママの元に戻ってこれるように。


今度は真っ直ぐ、回り道無く
会えますように。


里親様、れい君に溢れんばかりの愛をありがとうございました。

大好きな
れい君、ありがとうね。




それから大好きな全ての保護っ子たちへ










皆様、れい君の保護っ子時代は
沢山の応援ありがとうございました。