こういった授業の際は、加配がつくかつかないか、とにかく難しい問題だと思います。
◯◯ちゃんはお母さんにベッタリなので、たぶん校外学習にお母さんがついてきたら、勉強にならない。
今回、ボランティアの保護者が2名いたこともあり、支援学級の先生はついてこなかったのだと思います。◯◯ちゃんには自立を促す、クラスの子には助け合う心を持たせる、という目的もあったのかな。と感じました。
低学年であれば、何人もの先生や事務員の方がついてきたかもだけど、タロたちは3年生。
加配はつけず、こどもたちだけで頑張らせてみようと思ったのだろう。帰りグダグダになってしまったけど、班のみんなが怒ってなかったら、◯◯ちゃんも学校まで行けたとも思う。予測つけるのも難しいよね
でも、班の子供たちに怒るな、というのもかわいそうな話。怒って当然。
校外学習を楽しみにしていたし、そのための事前準備もきちんとしている。
郊外学習が終わったら、気がついたこと、店員さんに聞いたお話をまとめたりして、班ごとに発表もある。
それなのに、タロ達の班は、◯◯ちゃんの暴走のため、まったく、何一つ、インタビューすらできなかったのだから。
言い方わるいけど、その子の学びのために、他の4人の子の学びの権利を奪われたに等しいと、私は思います。
あとで、学校HPを見てみると、商品の並べ方の工夫、商品POPの工夫など写真を撮っている他のクラスの班や、
お店の人にインタビューをしている班などの写真がありました。
あれを見ると、やっぱりタロたちの班の子は、あまりにもかわいそうだったな、と思います。
でも、だからと言って、発達障がいや、支援学級の子に、全く別の行動をしてもらいたいとは思わない。
お互いに刺激になり、お互いに成長していけたら良いとも思う。
ほんと、難しい問題だな。。。と今回感じました。
まあ、でも、お互いが認め合って、助け合って、理不尽でもなんでも、この世の中はそうやって回っている。それを経験できて、タロも良かったのかも
タロは家に帰っても。ぷりぷりと、文句を言っていました。
「タロ、今からママと一緒に買い物に行って、工夫みつけてこようか。お友達にもできたら、お母さん達とスーパー行って、自分達でら探そうよ!」
と提案してみたら?と言っておきました。