本日、カワイグレードテスト14級を受けてきました。


2newから、「おやすみしずかに」と「やまのおんがくか」2曲が課題曲です。


前回は先生が審査員だったのですが、今回は違ったため、聞きにきてくださいました照れ


とはいっても、何人も受けているのでウチのためだけじゃないけど、大変だなータラーと💦


さて、14級のグレードテスト。


15級に比べて、みんなしっかりと練習してきているな、といった印象。(15級は、何人かしか聞いていないけど、たどたどしい感じの子が多かった)


やっぱり、それが15級と14級の差なんだろーな。。。

 

ジローの前に弾いた子は、小学生かな?と言った感じの子でした。


音がしっかりと響いて、とても上手。でも、全体的に速い。もし、歌とあわせるんだったら、一緒に歌うの大変だな…タラーと思うほどだった。


そして、次はジローの番。


「おやすみ しずかに」はピアニシモがフォルテシモにならずに、優しく弾けていました。


いつも、ガチャガチャと弾くもんだから

「ジロー、それじゃあ、クマちゃん、ビックリして起きちゃうよ。みんなが気持ち良く寝れるように、やさーしく弾いてよ。」


と挿絵のクマやウサギを指さしていうほどだったのですが。優しく丁寧に弾けていて良かったです。


そして、次は「やまのおんがくか」。実は、ジローは、「やまのおんがくか」はちょっ苦手。

ピピ ピッピッピ音符のところが指が回らず…いつもは走り気味になっちゃいます。


が、今回はしっかり、ゆっくりと弾いていて、きちんと弾けました拍手拍手ただ、ちょっと丁寧すぎて、いつもの元気さがない気がした。なんというか、無難な弾き方。いつもの楽しい気分が伝わってこない。


終わった後に  

「ジロー、いつもより少し弾くスピード遅くなかった?」

と聞くと


「うん。僕の前の人、あれは早すぎでしょ❗️だから間違えたんだよ。だから、僕は間違えないように、ゆっくり弾いたんだ。」


らしいですアセアセアセアセ


ジロー、人の演奏を聴く余裕がちゃんとあったんだ。そして、自分なりにちゃんと聞いて、色々考えているんだなー。と。思ってしまいました。


でも、たしかに、ジロの前に弾いた子は、弾くスピードは速かったけど。歌うのは大変だなとは思ったけど、今回のジローの演奏よりは、楽しい気分で聞けたんですキラキラ


なので、グレードのジロの演奏を聴いて、少しがっかりしたが正直なところダッシュ


私は、ジローにはまとまった面白みのないピアノを弾いて欲しいわけじゃない。


自分が真面目な、弾くことに一生懸命な、面白みのないピアノしか弾けなかったから、多少間違えても、ジローには聴いていて、楽しいピアノを弾いて欲しいな、と思う。


よく、漫画とかで「無難にまとまんなよ」とかいうセリフがありますが、そう言いたくなる今回の演奏でしたダッシュ


でも、難しいよねアセアセ

テスト前は「ジロー、間違えないようにしっかり、ココ練習しないと!」とか「テストなんだから間違えないように丁寧に弾かないと!」とか、練習中に言っていました。


発表会やコンクール前は、「楽しんでおいで。」って言ってたんだけど。今回は「丁寧に弾くんだよー」と言った気がする。


それも大事なんだけど、「間違えないこと」に固執しちゃうと、面白みのない演奏になっちゃうのかーダッシュと。思った今日でした。


何人か後の子も聴いて帰ったけど、1番楽しく聞けたのは、ジロが「速く弾きすぎて間違えた」という、ジロの前の子だったんだけど。


他の子は、間違えはしないけど、上手に弾けているけど、ジロと同じ「無難にまとまった」、聴いていて「おっ!」と思えない演奏でした。


ピアノを聴いて、光る子って、才能がある子って、そこの違いなのかもしれません。


ピアノの練習で、アレやコレやついつい口うるさく言ってしまいがちな私。


ジロの個性をなくさないように、あまり口うるさく言わない方が良いのかもしれないなタラーと思った今日でした。


でも、親バカではありますが、他の子よりはやっぱり上手に弾けていましたよ照れ


3月終わりは、コンクール受賞者コンサート。

こっちは、いつものジローらしく、楽しく弾いて欲しいなルンルンルンルン