今日の産経新聞を見たら、西に向かう新幹線が家族連れで「疎開列車」の
様相を呈しているとか。
それに、福島県からの避難住民の宿泊を断る施設まで出始めたとか。
反面、公営住宅とか、さいたまスーパーアリーナとか、施設開放の動きもある。
いいですねぇ!
どんどん提供してあげて!!
あんまり報道には出ないけれど、実は浦安の被害がひどいそうです。
ディズニーリゾートが液状化現象で閉園になってます。
歩道橋は陥没で1段増えた状態、地割れ、断水。
そんな中で、人間の自己中心という醜さを見て、西に避難している人もいます。
そんな人はしょうがないし、避難先で元気に生きて、生活を再興できるならそれが一番。
やっぱり、周りの環境で自分の心も揺れ動くから。
うちもホームステイ受け入れたいけど、いかんせん、この狭さ。
家族は分断しちゃいけないと思うから、どうしても家族単位の受け入れになりますよね?
そりゃ無理だわ・・・この狭さ。
ただでさえプライバシーがないような構造の家だからなぁ。
こういうときには、不便です。
東京なんて、いちばん便利なところ。
「疎開」していく人ってどんな人なんだろう。
まぁ、春休み中だけならいいかもね。
お父さんは働き、お母さんと子どもが西の故郷に帰る。
でもこういう時こそ、家族分断しちゃいけないような気がする。
みんなダンゴになって、力を合わせるのが一番。
本当に原発がまずいことになって、本当に困った事態になったとき、
心底必要になってくるものは・・・
マスクでもない。
レインコートでも、帽子でもない。
食糧でもない。
覚悟。
これだけです。
これさえあれば、乗り切れます。
要するに、明日あの世に行っても悔いはない、という生き方をすればいいだけ。
心残りはあっても、悔いはない、というふうにするのが一番。
私は娘のことが心残りになるでしょうね。これはどうしようもない。親だから。
でも自分の生きざまを悔いのないようにしたいとは思う。
東京はまだ安全圏。
東京の安全圏でない(浦安のような…あそこは千葉か)ところはともかく・・・
安全圏から、さしあたって安全な人が、さらに安全なところへ行く必要はない。
そのぶん、被災者のホームステイにあけてあげて?
いまこそ、大人が生きざまを見せる時。
やたら怖がる前に、知ることと・・・覚悟を決めることですね。
生きざまです。
しょせん明日の命の保証は、どんな人であっても、どんなセレブでも、ないんです。
だから、あの世に行った時、顔を上げられるような生きざまであればいいだけです。
浦安の被災地で、のどが渇いて泣く子どもの前に割り込んで水をもらっていく人は、
必ず生きざまを悔いる日が来ます。
どんな環境下にあっても、悔いのない生きざまを見せる。
これだけが、次の世代への財産になります。
だから、放水でがんばっている消防士さんとか自衛隊の人に感動するでしょ?
消防士や自衛官としての生きざまを見るから。
・・・あなたが次の世代に見せられる「生きざま」って、何ですか?