バッハしか 勝たんかった 数学的 ゆらぎ | soprano Sono Higashi BLOG

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ソプラノ東園の日常から演奏会のご案内、演奏会レポートなどを綴ります。
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学のない私が なんでこんなことを徒然と書いているのかというと ある 主催者様がバッハに会わせてくださったからなのだ。


数学者と書いていいのか?

研究者と書いた方がいいのかな?

私にとって バッハは 未知数だったのだが 

バッハを聴きたいというご依頼で 会ってしまったのだ。バッタリバッハ✨プラス 畳でバッハ


そして ご紹介くださったのは 佐治晴天さんの本


マーカーで線が引いてある。

どうやって 数学的に調べるのかは分かりませんが

素晴らしい演奏家が演奏するテンポの「ゆらぎ」は自然界の星の煌めきや風の強弱 安眠時の脳波や心拍 絵画の色の濃淡などの芸術作品に見られる「ゆらぎ」と同じだそうで、

心地よいと感じるものが よく聞く 1/fゆらぎと言われるものなのかな??


音楽と数学の関係は やはり切っても切り離せないものなのでしょう。

確かに 楽譜は 数学的で音の長さやテンポを計算して演奏する。

全部 その中に設計図として音楽が完成され 

それを演奏するテンポの揺らぎ

演奏者の技術によって心地よいとされる 

ゆらぎが生まれるのでしょう。


その 数学的な音楽 「ゆらぎ」を持ったのがバッハの曲らしいのです。


ボイジャー計画の中で 地球上の音と映像をタイムカプセルとして搭載するため 

音楽は数学的「ゆらぎ」が顕著なバッハ の曲となったそうです。


確かにそう言われれば バッハの曲は計算された無限ループ 

(実は試験で無限ループにハマって抜けれなかった過去がある)


右手 左手の演奏が追いかけたり絡まったり

ピアノも苦手だったから 

ヤヤコシヤー  ヤヤコシヤーとなり

バッハは極力 避けて通ってきたし考えたら 数学も 避けて通ってきたところがある。


なんで バッハが苦手なんか わかった気がした。



また 言葉より音が先行だということを考えると

数学の性質を持っていて音を素材とするものは バッハ しか 勝たんかったそうだ。


というわけで ETと交信が可能じゃないかと搭載されたバッハの曲は 心地よい 数学的ゆらぎを持ちながら 夢と希望も乗っけている。