直木賞作家の奥田英郎氏の新作短編集
タイトルは「コメンテーター」。
久しぶりのドクター伊良部もの。
短編集の3番目のタイトルが
「うっかり億万長者」
使い方もわからないままに
つい10億円稼いでしまった
専業デイトレーダーの河合保彦クン。
そんな彼を、ドクター伊良部は
「きっと世界中にいるんだろうね。
河合さんみたいに、ものは試しで始めて
うっかり億万長者になっちゃった若者が」
と診断し(作品から引用)、
いつものように、ナースのマユミさんとともに
ハチャメチャな展開に持ち込みつつも
最後は、悩める保彦クンを
ちゃんと解脱に導く。
大笑いしました。
さあ、もういっぺん、読み返そう
(当該本を撮影・引用)
(ただの読後感想で
あたくしは、著者の身内でも、
出版社の回し者でもございません。)