コロナ感染者数が増加している中での手術では、急を要しないものは延期になっているので、よかったと思いました。
入院前にPCR検査を受けました。
直径2〜3センチの容器に1センチくらいの目盛のところまで唾液を入れます。なかなかこれも大変でした。
もし高熱が出ていたらなかなかできないのではないかというくらいの量です。
コロナにかかってないことがわかり、いよいよ手術です。
最初は名医にお任せするのだから大丈夫と思っていましたが、いざとなると不安な気持ちになってきます。
硬膜外麻酔時は、急に怖くなり涙が出てきました。しくしく泣きました。
やはりお気に入りのCDを持参すればよかったと本気で後悔しました。
流れていたのは優しいオルゴール曲でした。それでよかったのだと思います。手術室で嵐の曲が流れても…ね笑笑
全身麻酔でアメリカでは”Happy medicine ”って言いながらしてくれることを従姉妹から聞いていたので、麻酔科医の先生に話すとそう言ってくれました。
最後はにっこり笑って眠りにつきました。
「小林さん、終わりましたよ〜わかりますか?」
この目覚めが悪夢の始まりでした。
まず顎がぐわんぐわんがっくんがっくん無意識に動きます。
ワニの口のように。
体温は35度台に下がっているらしく、身体中が小刻みに震えます。あわただしく看護師さんが電気毛布に私をくるみます。
手術当日のみ家族1人だけが病院に入れます。
主人が病室で私を出迎えてくれました。
そして部屋に戻って私は異変を感じます。
9時からの手術なのに、テレビで日本テレビのミヤネ屋が流れていたのです。
しかも終了間際の様子。
手術が3時間じゃなかったことに気づきます。
顎がぐわんぐわんがっくんがっくんなりながら、主人を見たら
「腸への癒着が激しくて、手術に時間がかかったんだよ」とのこと。
術前の説明では癒着が稀にあり、その場合は開腹だと聞いていました。
息子からも事例は少ないけど癒着があれば大変ということも聞いていました。剥がす時に、他のところを損傷してしまう場合があるからです。
開腹手術になると手術時間は減りますが、身体の負担はかなり増え、入院期間も伸びます。
先生が一生懸命、癒着を丁寧に丁寧に剥がしてくださったんです。
それを知り、涙が流れます。
手術時間は5時間半以上に及んでいたのです。
感謝の気持ちがありながらも、気持ち悪さ、だるさ、吐き気、生き地獄のような体験をします。
苦しいので眠れることも出来ず、それでも浅い睡眠を何回か繰り返しながら、気持ち悪さと闘いました。
術前には、下剤を飲み腸を空っぽにします。
ただその下剤が効き過ぎて、前日はほぼ眠れていなかったのです。
この苦しみが24時間続きます。
ソフィメンバーや友達の顔が浮かび、早く手術が終わったことをLINEで知らせなくちゃ。
でもベッドの上で身動き一つできませんでした。
次に続くのはリハビリの苦しみの12時間です。
明日以降、リハビリの苦しみをお伝えしますね!
お楽しみに!
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