原稿を書いている際、ブログやメルマガで読者さんのモニターを募集しました。そのとき、高校3年生の方が寄せてくれた感想をご紹介いたします。
◇Tさん(高校3年生)
・前半(1章)の感想
まず、原稿中の「高校生向け勉強法」の医学部に現役で入る勉強法は、自分を含め現役生にはかなり参考になると思います。相談&回答形式になっていて、読みやすいのも大きいです。
対策法のステップ、ステップ1の「高校の勉強を頑張る」というステップの大切さを僕は今身に染みて感じているところです。
もっと早いうち(高校入学直後)から、高校の勉強を頑張っていれば推薦など受験のチャンスが増やせていたのか、と評定平均を見て思います。
僕は推薦入試の条件に満たない評定ですから、防衛医大を受ける予定ですが、この推薦入試はとくに現役にとっては貴重なチャンスだと思うので、もっと(原稿中でも十分ですが)強調しても良かったのでは?と思いました。
あと、模試の客観的な目安と、医学部入試に求められている能力のことが具体的に示されていたのは大変良かったと思います。
医学部は難しい=超難問を解けなければ、という発想に陥りがちな人も多いことだと思います。
僕も白水先生の医学部合格マップを見るまでは、模試=駿台模試、などと考えていましたので、ここは改めて読むことで、医学部dvdのほうでAさんたちが仰っていた意味を再度、認識することができました。
あと、何より大きいのは経済的な事情で、塾や予備校に行けない人でも、医学部受験に対しての明確なアプローチの仕方が分かるという点です。
予備校などに行かなくても、進学に熱心な進学校であればそれなりに情報が手に入るかもしれませんが、医学部進学者がいないような高校だと普通、医学部受験の情報なんてほしくても進路指導部では何も把握していませんから。
ある意味、これを読むことで、環境的なハンディも乗り越えられる気がします。最も大切なのは予備校に通うことではなく、「自分自身の努力」ということが繰り返し伝わってくる原稿でした。
以上、簡単ですがよろしくお願いします。
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記事後記
『マル秘テクニック』の第2章では、医学部生の方が高校生、受験生の頃に寄せてくださったメールを公開しています。
その際、できるだけ医学部合格者をあまり出していない高校ご出身の方を選び、多くのページを割くといった工夫もしています。
もちろん、進学校の方も当然同じやり方(方向性)で受かるのですが、あえてそのように構成を決めました。