学年末テストのレッスンがようやく終わりました

今年は、大事な学年末になる人達が多かったので、こちらも
相当ハードな毎日を、1ヶ月半ぐらい過ごしました。
結果は…今週後半のお楽しみです

「前よりは出来た

」と言う感想を多数頂いて
いるので、楽しみですが、恐さも半分です。
去年、由紀さおりさんのCDが、世界的に売れて、日本の歌謡曲も
見直された感があります。
私は、歌謡曲が正直余り好きではないと思っていましたが、大学時代に寮の同室の
友達と、思い出に、当時流行った歌の歌詞を書いた日記帳みたいなのを
作り、今でも持っていますが、そこに書かれているのは、当時流行っていた、
「執着駅」や「ジョニーへの伝言」など、まぎれもない歌謡曲です。
ちあきなおみの「喝采」も大好きです。
歌は世につれ、世は歌につれ…ではありませんが、自分の思い出を語る時、
その時流行っていた歌謡曲(それがGSであろうが、J-Popdeあろうが)
を思い出すというのは、やはり歌謡曲も日本文化なのだなあ~と思うのです。
由紀さおりさんが、「日本の歌謡曲の歌詞というものは、とてもいいものなので、
残していかねばならないし、演歌と歌謡曲とは違うので、歌謡曲というジャンルを
残していかねばならない。」と言っていらしたのをTVで見て、「なるほどな。」と
納得しました。
シャンソンもいわばフランスの歌謡曲ですし、歌詞だけを書いた私たちの
思い出ノートを見ても、何とも言えない味わいの詞があります。
私は声楽やピアノを本格的に習っていたので、基礎はクラシックですが、
クラシックに固執することはなく、どんなジャンルの音楽も聞きます。
ただ、詞ということに注目した場合、オペラは歌詞を重要視していない
気がします。歌詞で納得さされるのではなく、やはりメロディーと歌手の
声量と声の美しさを重視している気がします。
言葉は、足りない目の方が、言い過ぎよりはいいと思うのは、余情美を
重んじる日本文化の伝統なのでしょうか。