そんなガキでもいいじゃない | Nothing but

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『駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない』

そんなタイトルの本があるらしい。
 
著者は、三代目魚武濱田成夫。
たしか、女優の大塚寧々と結婚していたと記憶している。あるワードを検索していて、たまたまこの少々懐かしい名前にたどり着いた。
 
そしてその本のタイトルである。
このタイトルに引っかかった理由はといえば、私の弟が、まさに駅の名前を全部覚えて唱えるのが得意なガキだったのである。
 
別に三代目魚武氏に「なりたくない」と言われても、私の弟はそれが得意で楽しそうに毎日唱えていた子なので、好きなことは人それぞれでいいじゃないかということで済む話。だが、「なりたくない」に接頭辞として「死んでも」などという物騒なワードが付随しているところを見ると、彼がなぜそれほどまでに「駅の名前を全部言えるガキ」に敵愾心を持っているのか、逆に知りたくなってくる。
 
読まないけど。
 
ちなみに我が弟、オッサンになった今でも鉄オタである。