初めまして、新2年のKWです。 ピアノの会の話の前に、ちょっとだけお時間ください。
突然ですが、私は今日、福島県いわき市に一日一人旅してきました。
こちらは震災伝承みらい館の「奇跡のピアノ」。
震災で甚大な被害を受けた市内の中学校のピアノが調律師の方の努力で奇跡的に復活したもので、
震災の悲しい出来事を伝えながら、希望を与え続けています。有名アーティストともコラボしているようです。
確か夏に芳根京子さん主演でドラマ化もされた、広島の原爆で被爆し死去した少女、
明子さんのピアノが「明子のピアノ」として、戦争の時代と現代を繋いでいることを思い出しました。
楽器というのは、時代を超えて人の思いを伝えたり、人の記憶と結びついたりしやすいのかな、
すごいことだと一人感慨にふけっていました。
話が飛んでしまいましたでしょうか。
では私が思うピアノの会の魅力についてお話させてください。
まずは、他の方も述べられていると思いますが、サークルを通して多くの方と関わりを持ち、成長できることです。
上智は比較的小規模な大学ですが、多くの学部学科があります。
また、なんとなく似たような環境で育った人が多い高校と比べ、大学では多様なバックグラウンドを持つ人々が集まっています。
サークルに入れば自分の学科以外の人とも交流できて、刺激を受け実り多い学生生活を送れるのではないでしょうか。
さらに、六連(東京六大学ピアノ連盟)で他大の方と繋がれるメリットも大きいです。
最近は、東大卒のピアニストさんや医大卒のヴァイオリニストの方など、
音楽以外のこととも両立させながら活躍している有名演奏者も増えてきたように思います。
音楽との関わり方が多様になっている現在、学業もそれ以外のことも頑張りながらピアノも上達させたい!というような方々と
たくさん出会うことによって、学生生活をフルに使って充実した時間を過ごせると感じます。人脈もできるかもしれませんね。
上智のサークル内でも、六連サークルでも、知り合った方に勉強や就活などの相談もできると思います。
ピアノの会には演奏会やイベントなどへの強制参加や悪ふざけは一切ありません。
私が仕事でミスしても先輩方はいつもカバーしてくださります。(すみません)
2020年入学でコロナ禍の大学一年生であった私たちの学年は、全く大学に通えませんでした。
しかし、先輩方が大学にも行けずなかなか集まれないのに、演奏会の企画やzoomを用いた様々なレクの実施をしてくださり、
少しでも大学生らしい時間を過ごせたことに、とても感謝しています。
ということで、ピアノの演奏に自信がなくても、少しでも好きで興味があったら、
ぜひ選択肢のひとつに上智大学ピアノの会をご検討いただけたら幸いです! 2021年3月10日