地域で生まれた、伝統的な調味料を大切にしたい! | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 地域で生まれた、伝統的な調味料を大切にしたい!

 

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こんにちは 三浦真弓です。

 

今朝、Twitterを見ていたら、このような投稿がありました。

 

 

昭和33年から、麦を使って作られているお味噌が

「味噌」と名乗れなくなるということで、

要望書をだされたという、投稿です。

 

お味噌なのに、味噌って言えないとは?

JASが、大豆を使っているものしか、味噌と言えないというように

決めているんですね。

 

かつて、白しょうゆをつくったことがあります。

右ものづくり愛知の食文化も素晴らしいのを実感しましたよ。

 

 

そのときに、聴きました。

「大豆を使っているものでないと、醤油ということができない」

 

へぇ~そういうルールがあるんだ!

そのときにはじめて聴いて、びっくりしたのを覚えています。

 

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そのことを書こうと思っていたら、

三州三河みりんのヒゲメガネさんが

コメントされておりました。

 

 

やっぱり、そうなのかー。

JAS規格で、いろいろ決められているんですよね。

 

確かに、怪しい食品が開発されてはいけないので、

基準を決めるのはわかる気もしますが、

これまで、ずっと、伝統的に作られてきた物を

排除するような基準って、どうなのでしょう?


伝統的に作られてきた物という点では、

愛知県の「八丁味噌」という表記を巡る話題もあります。

 

右八丁味噌裁判、敗訴の老舗が徹底抗戦の構え 社長「命ある限り、この問題に取り組む」(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース

 

 

こちらは、原材料についての問題ではありませんが、

伝統的な作り方を続けてきたところが

「八丁味噌」

の表示ができないことになっています。

 

なぜでしょうね?

人口が増え続けて、大量生産が必要なときには

いろいろなところで、

同じような物を作ることができるような

そういう基準が必要なのかもしれませんが

(そういう理由で、基準が作られているとは限りませんが)

 

昔から、その地域にある物で、その地域に住む人が工夫して

その地域に住む人のために作られたものであれば

それを大切にしていく…

というのが、どうしてだめなのかしら?

 

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「味噌」と言えなくても、

「麦加工品」とすれば良いということなのでしょうか。

 

でも、大豆で作られている「味噌」と

同じように使うことができるのであれば

「味噌」でよいのに…

 

そういうものが、地元の農産物で作られているわけで

これも「地産地消」じゃないですか。

 

今回のこのツイートで、四国で麦味噌が作られていることを知りましたアセアセ

麦味噌は、九州の物だと思っていました…

 

でも、よくよく考えたら、

香川県や愛媛県って、小麦の生産地ですものね。

香川県は、うどん県ですし。

 

そう考えたら、四国に麦味噌はあるでしょう。

しかも、麦から作っている会社があってもおかしくない。

 

こちらの井伊商店さんのお味噌も買ってみようと思います。

 

 

それぞれの地域で、その地域にあったものが

つくられているんですよね。

 

それを大切にしていくことで、

地域の魅力が増すのではないかなぁ。

 

全国、同じ物を作るようにしなくてもよいような。

 

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できるだけ、地元で伝統的に作られている物を

これからも、大切に使い続けていきたいと思います。

 

特に!

愛知県は、発酵食の文化がある県。

お味噌、みりん、酢、日本酒、お醤油など、昔から作られてきました。

 

私たちの体は、食べたもので作られているので

大切に、使っていきたいと思います。